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09月12日-03号

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  1. 岡垣町議会 2006-09-12
    09月12日-03号


    取得元: 岡垣町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-03
    平成 18年 9月定例会(第3回)───────────────────────────────────────────平成18年 第3回(定例)岡 垣 町 議 会 会 議 録(第5日)                             平成18年9月12日(火曜日)───────────────────────────────────────────議事日程(第3号)午前9時30分開議  日程第 1 一般質問      1. 10番 曽宮 良壽君      2. 15番 勢屋 康一君      3. 1番 矢島 惠子君      4. 17番 平山  弘君──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第 1 一般質問      1. 10番 曽宮 良壽君      2. 15番 勢屋 康一君      3. 1番 矢島 惠子君      4. 17番 平山  弘君──────────────────────────────出席議員(18名)1番 矢島 惠子君        2番 細川 光利君(午後0時02分退席)3番 竹井 和明君        4番 太田  強君5番 土屋 清資君        6番 石井 要祐君7番 西田 陽子君        8番 三角 善彦君9番 大堂 圏治君        10番 曽宮 良壽君11番 市津 広海君        12番 木原 信次君13番 松井 弘彦君        14番 久保田秀昭君15番 勢屋 康一君        16番 竹内 和男君17番 平山  弘君        18番 山田 隆一君──────────────────────────────欠席議員(なし)──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名局長 占部 延幸君       書記 渡辺祐佳里君──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名町長 …………………… 樋髙 龍治君   助役 …………………… 広渡 輝男君企画政策室長 ………… 石田 健治君   総務課長 ……………… 渡辺 一郎君税務課長 ……………… 井上 英治君   管財課長 ……………… 小田 勝人君情報推進課長 ………… 笠井 達司君   地域づくり課長 ……… 門司  晋君会計課長 ……………… 筑紫 利英君   健康福祉課長 ………… 松丸 和美君住民課長 ……………… 安部 信義君   環境共生課長 ………… 松井 英朗君こども未来課長 ……… 高山 哲郎君   建設課長 ……………… 岩崎 生夫君農林水産課長 ………… 須藤 智明君   上下水道課長 ………… 村田 泰孝君教育長 ………………… 十時 榮一君   教育総務課長 ………… 土田 和信君社会教育課長 ………… 西岡 文雄君   公民館長 ……………… 河野 正博君──────────────────────────────午前9時40分開議 ○議長(山田隆一君) ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。起立、礼。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。────────────・────・──────────── △日程第1.一般質問 ○議長(山田隆一君) 議事日程第3号、日程第1、一般質問を行います。 一般質問の通告書に従って、受け付け順に順次発言を許します。 10番、曽宮良壽君の発言を許します。10番、曽宮良壽君。 ◆議員(曽宮良壽君) おはようございます。一般質問を行います。 悩ましい質問をする私も悩ましい、される執行部も悩ましいだろう3点の質問をいたします。武士の情けという言葉があります。武士、侍が昔必修とした剣道を多少はしますので私にとって忘れられない経験、剣道での痛い経験を披露するところから今回の一般質問を始めたいと思います。通告書の締め切り前に執行部にあらかじめお渡ししたものと出だしの部分を変えていますが、途中から合流、つじつまが合うようになりより質問に理解がいただけると思います。 通告書を機に全職員に携帯についてアンケートをされたようで担当部局に要らぬ仕事をさせた、また、職員の皆さんにも業務外の作業に気を使わせたことでしょう。そのことを知って出だしを変えた次第です。初めて竹刀を握ったのは今から23年前だと思います。長男が始めて1年後に私も剣道教室に正式に入室、同級生はほとんど小学生でした。指導いただいたのは今はなき吉田竹富7段、お歳は今の私と同じ年ごろだったと記憶しております。指導よろしくおよそ1年後に初段をいただきました。「何月何日おまえ予定があるか」と竹富先生から聞かれ、正直に「今のところありません」と「じゃあ、郡民大会に先鋒で出れ」「はい」公式での初めての試合、駆け引きも相手の手の内もわかるはずもない水巻との試合では日本剣道型2本目の小手抜き小手を見事に決められました。打たれたところは以後3か月ぐらい鈍痛が続き不自由をしました。そのときの相手は5段、打ち盛り今7段です。多分ことのことは記憶にないでしょう。真剣ならば手首は離れていたでしょう。それで得た教訓は大きかった。5段が初段の初心者とするときは本気で打ってはいけない。剣道2段の打ちをすること。予定を聞かれたら何があるか逆に聞くこと、その内容によっては予定を創作すること、君子危うきに近寄らず。テレビや映画でよく腕や手首が飛んだりする場面があって誇張したものと思っておりましたが、それが実際の技と刀の力であることを身を持って知ったこと、剣道の修練次第。差のある相手と真剣で立ち合うときは一刀で命を奪うかでなければ相手をせず逃げること、これが武士の情け。相手が強いと判断したらただただ逃げの一手これも修練しなければ相手の強さなどわかりようがありません。そのときの郡体そんなふうで竹富先生からは負けても怒られはしませんでした。吉田竹富先生には感謝しています。 西郷従道、よりみち、西郷南州隆盛の弟です。薩摩の出身の方は御存知かと思いますが、西郷従道その晩年孫が「どうしたらおじいさんのように偉くなれるのか」と聞くのにしばらく考えて「知っとって知らぬふりをすることかな」と答えたといいます。作り話かもわかりませんが大きな器であった兄の隆盛よりももっと大きな器であったと評される従道のよりみちの禅問答のような話です。小泉首相ルーツをたどれば薩摩です。適切に対応します。「人生いろいろ」問われて禅問答のあいまいな答え、日本人のあいまい好きをよく御存知で言われた方は自分の適切にあわせて判断、何となく納得したつもりになるところが昨年の郵政小泉さんの適切にあわせて適切に対処したあいまい政治家に差し向けた刺客はおよそ日本の文化伝統とはかけ離れた武士の情けのかけらもない決断、やり口だったと思います。ITを駆使した現在のサクセスストーリーライブドア村上ファンド、設立当初からしばらくは違法ではないがすれすれのところでそれほど倫理を問われることはなかった。多少あいまいでも世間は見て見ぬふり、武士の情けであった。ビックになり公職に就こうとしたり、持てる力を力の限り使おうとすると今まで通用したあいまいさは許されなくなる。武士としてしてはならない領分があったということかと思います。ここのところは日本の企業官庁の組織運用上微妙な、あうんの呼吸でなされてきた歴史があるのは否めません。あいまいさは運用上幅を持った対応を可能にします。いよいよ困った庶民に対応するのに不公平を生じて拡大解釈をした対応する場合もあるかもわかりません。権力の裁量、違法に近いが町民が救われるなら武士の情けが政治の努め、しかし、権力の裁量を権力の側が自らに甘く執行しては親方日の丸、岐阜県のお札焼却、かつては官官接待、もっと昔は特高警察、力を持った者があいまいさを自らに適用しては世も末、違法ではないが望ましいことではないは追い詰められた庶民が官に対しての最後の逃げ道これを力の側が言い、するのでは日本もしまいではと思います。 貧しい時代の旅の宿、ふすま1枚隔てた隣の部屋ですすり泣く声、事情に察しがつけばなぜ泣くとは聞かない。ふすまを開けて泣くなと声をかけるやぼはいなかったと思います。事と次第では声をかけ医者を呼ばねばならぬときもある。それは今も同じではないかと思います。要は察する能力、想像力、体験からくる心の働き、思いやる、気を使う、心を配る等を極めて日本的な言葉がありますが、例えば思いやる側は相手に対してかなりの想像力を持って臨むことが求められます。このことを端的にあらわし様式化したものの一つにお茶、茶道があります。庭に打ち水をして門や玄関の戸を少し開けて客を迎えるなどは心配りの本の一例で様式化されたものを修めていく中で身についていくのが日本人の教養品性だったと思います。当節では水をまく、戸を少し開けるこの技はセコムの対象外となっています。旧帝国海軍兵学校に五省というのがありました。五つの省みると書きます。至誠にもとるなかりしか、言行に恥ずるなかりしか、気力にかくるなかりしか、努力に憾みなかりしか、不精にわたるなかりしか、就寝前に生徒は瞑想し心の中でこの五省の問いに答えながらその日1日の自分の行動について自省自戒することが習いであったそうです。今ふうでは、誠実だったか、恥ずかしい言動はなかったか、元気だったか、努力したかと、心配りはどうだったかということになるのでしょう。 猿でもする反省、携帯のせいで反省しなくなった人、携帯のおかげで便利がよくなった分人が傲慢になり、暴力的になり、考えることを忘れてしまった。携帯での会話が非常にふえた分本当の会話の仕方、意思の通わせ方がおざなりになってしまってもはや日本では携帯という道具を使って生活しているのではなく携帯に使われて動かされていると言っても過言ではないところまできていると宇宙人の私には思われます。ポケットの中の携帯のところ構わぬ呼び出し音の暴力的なところとその維持経費に根を上げて何年か前携帯を手放しましたがおよそ1か月前に再び契約購入しました。少し詳しく述べます。8月4日から8日まで19名の小中学生と韓国は城南市を訪問しました。剣道を通じて、また、「ホームステイの体験を通じて異文化体験交流子どもたちと」という趣旨ですが、使い走りのお世話でもということで同行をいたしました。町の補助事業であり町並びに教育委員会の理解と助力のおかげで城南、岡垣の子どもたちの相互訪問も7回目になりました。縁あって初回から微力ながら関わってきた経緯もあって盆前の忙しい時期ではありましたが、また、臨時議会も8日に予定されておりましたが春からの計画事業ということで同行した次第です。子どもたち並び同行指導者感想文報告は近いうちに当局に届けられると思いますが、間違いなく町と教育委員会への感謝の言葉が述べられていると信じています。 城南市訪問に先立ち携帯を購入しました。グローバル機能とやらがついたやつで海外でも使えるということです。値は、はりましたが仕方ありません。総務委員会視察の帰りに博多で韓国でも携帯に充電できる器具を購入しました。ちょっとした出費でした。それが8月2日のことです。8月4日韓国に旅立つ前の武道館集合の際、見送りのお母さん方に私の携帯の番号を示して格好よく私流に言えばスマートに何かあったらこの番号に電話してください。韓国にこの携帯につながりますからと個人情報の公開をしました。携帯をお持ちの何人ものお母さん方が自分の携帯に私の番号を入力しておりました。まだ使い方もわからんのに無謀ですが手引きマニュアル一式を荷物になるけど持参しておりますので、いよいよのときは中学生が頼りになります。仁川空港でグローバル機能とやらを韓国に設定して城南市剣道会の日本語に堪能な方の二人の携帯番号を教えてもらい入力しました。災害保険に入った気分でかなり安心しました。「何かあったらこの番号に電話してください」は自分ではないだろうと思っておりました。韓国にいる側に何かあっても岡垣では普通の4日間だからです。ところがありました。1件2通話深夜0時22分とその日の13時57分着信履歴でわかります。深夜の分は着信音量の設定が悪かったのか熟睡中か気づかず対応できませんでした。13時57分再度の着信は胸ポケットにありましたからお話ができました。何かあったのはホームステイ中の子どもの方で、その子が携帯で夜おそく岡垣のお母さんへ、そのお母さんから私にということのようで、その何かあったことにちょうど対処中のときの着信でした。何かあったらは事なきを得て携帯のおかげでもなく子どもたちは無事岡垣に帰ってきました。中学生が海外から自宅に携帯する時代になって私がおくれているのでしょうが私の携帯は今家にあって携帯にかけるとき、携帯からかけてもらうときが中心で使われています。経費を考えております。妻は当然私が携帯を持って出たと思ったのでしょう自宅の普通の電話から発信、通じないからメッセージ録音までしたそうです。自宅に帰って置いてあった携帯を見ると、着信履歴に自宅からとある。「何が急な用事でもあったか」と聞く始末で録音されたメッセージはどうして聞いたらよいかいまだに知りません。字が読みづらくて指が動かなくてメールなんかとても落語的使い方の私の携帯ですが今私はこう思っています。私の日常は外にあっては現場で汗をかく、お客さんとの打ち合わせ、車の運転中です。公務等では会議中か、職員や課長、同僚議員との協議談笑が通常ですが、その最中の着信は基本的によっぽどのことでもない限り失礼にあたると思っています。使わずに済ます方法を先に考えたいと思います。うちにあっては今ある電話で十分過ぎるほどです。遊びに行く、旅に出るときはかかってきても対応ができますので持参するつもりですがお城を離れていては心底の対応はできかねるのではと思っています。帰ってからとか、人にふるか、ここではどうしようもないが相場でしょう。携帯は基本的に私的なもの、それも極めて私の性格の強いもので、それが公共の場にあって使われるとき、突然その場に私が飛び込んでくる感があります。「あしたゴルフどう」「きょう7時から○○で一杯やらんね」にはなじむようですが、「今度の10号議案可決で手を挙げちゃらんね」はないと思います。お手持ちの株今売りどきですが」「どこどこの株今この値で何ぼ買いや」はどこにいても韓国にいても売り買いできます。本人が出ます。逃がしません。とりあえず答えはすぐもらえます。携帯への対応それに追われませんか。 現在、役場内の管理職を含めて職員の皆さんのほとんどは私物である携帯をお持ちだと思います。業務中所持しているいないに関わらず私物で携帯が公務に使われている、公的に使われていることは否定できないと思います。職務上の決まりはなくとも総務課長は持たなきゃならん。消防団員もそうでしょう。休みの日でも私のようにはいかない立場にあるからとそれは崇高な使命感のなせるところでしょうが私物の携帯が公的にも使われていることに少し疑念を持った中で悩ましいところですが質問します。 1、公私の別を基本的に行政はどう考えていくことが法にかなうと考えているか。2、所持、公的な使い方について実態はどうか。3、これだけ当たり前になった携帯私物を公的に使うには一定のルールを設ける必要があると思うが、まずお尋ねします。 8月8日原爆ならぬ定数改正爆弾が岡垣に落ちて議会議員定数が16になりました。同時に議会は荒れ野になったように私には思えます。委員会の枠組み、数、所管、役割の再確認など積み残した中での採決結論でした。これからバタバタやればいいということでしょうが、いや、それともどこかで既に決定済なのかも知れませんが議会の改革と活性化の中で議会運営委員会に託された多くの課題の中で附属機関任意団体外郭団体への議会選出委員、理事等のあり方については定数以前のところで町、議会、町民のトライアングルの中で自治体の財政、議会のあるべき姿、町民要望のこれからを考えるとき大きく変わっていかざるを得ないと考えています。それは、次の質問に関わりがありますが、国の法律、町の附属機関任意団体外郭団体執行部議会との人とお金の関係が大きく変わっていかざるを得ないところからくるものだと思います。すべての関係機関、団体を一律に考えていけるはずもありませんが、少なくとも学識経験者とされておるところは慣例として議員であったかも知れないが果たしてこれからを考えるときどうなのか。執行部の基本的な考えをお尋ねします。 さらに指定管理者制度の導入を見た今、協定とは言え一種の契約関係にある団体と議員との関係についてもお尋ねします。もとより議会は議会の考え方として議会運営委員会でまとめられる手はずになっておるようですのでその手続きを待ちたいと思います。ここでは執行部の考えに限ってお尋ねするものです。 次に、この4月1日から自治法改正により小泉首相の無責任な置き土産になるかもしれない、さもなくば行政構造改革の最大の成果と後世評価されるかもしれない指定管理者制度が当町でも始まりました。町民に対する影響は今のところないと思いますが、走り出して半年余り地方の町村にとってはありがたくない仕組みと思っていましたが仕組みができた以上その実を上げていかなければならないのが我々の使命です。その意味でこの制度の意義について、言いかえると目指すところについてどう考えるか執行部に改めてお尋ねします。さらに諸施設に派遣された町職員、執行部理事とこの制度の持つ意義、目指すところと人的な関係をこれからに向けてどう考えているかお尋ねします。 羅針盤はありません。こうやったら間違いのない航海がかなうという答えのない地方自治体の今悩ましい質問3点する私に定見があるわけでもありませんが私自身も悩ましいが避けて通れるとは思えない課題に一緒に脳みそに汗をかいていく過程として率直なお答えを期待します。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) おはようございます。曽宮議員の御質問の「1、庁舎内の携帯電話使用について、(1)公私の別は」に対してお答えをいたします。 情報化の進展で行政の領域においても最新の情報をリアルタイムに収集し、住民サービスに対応する時代となりました。その中で携帯電話は情報をタイムリーに収集でき、発信することができる道具として普及してまいりました。 平成17年3月に発生した福岡県西方沖地震では、職員や社員への初動連絡の手段として、携帯電話でのメール連絡が最も有効であるという結果が出されました。このように地震や火災、事故等が発生した場合には、情報の伝達に大きな役割を発揮するのがこの携帯電話ではないかと考えます。 そのような中、携帯電話を一人が1台持つような社会の状況でありますが、町においても議員のほとんどが携帯電話を所有している現状でもあります。 町で所有する携帯電話としては、私が町長用として使用しているものや消防団長、消防防災担当者が使用しているものがあります。また、庁舎外での仕事の際に携帯電話使用頻度が高い部署である税務課や事業課には、持ち出し用携帯電話を配備し対応をしております。 これに対して、出張時や休日等の緊急連絡などでは、個人の携帯電話を使用し職員間で連絡を行うこともあります。 本来、公私の区別は、携帯電話の使用のあり方に限らず明確にすべきと考えております。しかし、現実は業務を遂行する上であいまいな部分があり、公と私の区別がつけにくい状態であります。 よって、災害、防災などの緊急時の危機管理が求められている社会情勢の中で公務員は、全体の奉仕者として住民の生命及び財産を守る観点から、業務を適正迅速に対処するためには、私の部分における携帯電話を使用することもやむを得ないと思っています。 いずれにいたしましても、公私の基本的なルールは必要なことであると思っております。 次に、「(2)実態は」に対してお答えをいたします。 今回、庁舎内の職員に対し携帯電話を所有しているか、公務で使った経験があるかなどの調査を行いました。 その結果、96%の職員が携帯電話を持っているという回答がありました。そのうち、個人の携帯電話を公務で使用したことがあると回答した職員の割合は90%ですが、使用頻度は1週間当たり1回以下と回答した職員が62%、2ないし3回程度と回答した者と合計すると89%となっていました。 (3)次に「(3)ルールを設ける必要があるのでは」に対してお答えをいたしまします。 先ほど「(1)公私の別は」で申し上げましたように、本来携帯電話の使用については、社会上のマナーやルールはあると思っておりますが、組織においても公務を行う上での基本的なルールが必要かと思います。 特に、私物である携帯電話を公的に使用するためには、公私の区別が不明瞭となるなどの問題点もあり、誤解を招かないようにする必要がありますので、基本的ルールを明確にして、職員全体の意思統一を図ることが必要であると考えます。 また、一方では、携帯電話の公と私の区別が可能なる機能持った機器がないのか、経費はどの程度かかるかなど調査及び検討をあわせて行ってまいります。 次に、「附属機関任意団体外郭団体への議会選出委員、理事等について、(1)執行部の基本的な考え方」に対してお答えをいたします。 附属機関には、政策形成の専門知識を有する事案や客観性、中立性が求められる事案、住民の意見を反映させる必要性の高い事案などに関し、審議等をお願いをしているところであります。 現在、議員の方々には全部で、15の附属機関に参加していただいています。なお、附属機関の委員は、民生委員推薦会都市計画審議会のように、その設置目的などから議会からの選任が法律によって規定されているものもあります。 また、任意団体外郭団体については、それぞれ独立した団体であり、公共性、公益性の高いものについて、議員の方々が委員あるいは理事等に選任されています。 私は、附属機関の委員の選任にあたって、その目的や機能が十分に発揮されるように適切な人材登用が不可欠であると考えており、これまでも議員の方々をはじめ、住民代表や学識経験者、各種団体の役員などさまざまな分野の方々の力をお借りしてまいりました。 議員の方々は、さまざまな分野において豊かな経験と識見を有しておられますので、政策形成の過程において公正に住民の意思を反映していただきたいという思いから、附属機関の委員として参加していただいています。 私は、議員の方々に参加していただくことにより、附属機関での審議等が活発化し、多様化、複雑化する住民ニーズに適切に対応していくことができるものと考えています。 次に、「学識経験者とは」に対してお答えいたします。 学識経験者とは、一般的には「学問上の知識と高い識見を持ち、経験が豊かであると社会が認める人」とされています。これまで議員の方々をはじめ、大学教授、弁護士、民間企業の役員などそれぞれの分野で豊富な経験や識見を有しておられる方々に、学識経験者として附属機関の委員等への参加をお願いしてまいりました。 議員の方々は、住民から選ばれた人格、識見ともに有した代表者であり、今後も学識経験者として委員等に参加していただきたいと考えています。 次に、「3、指定管理者制度町派遣職員、理事のあり方について、(1)指定管理者制度を導入した意義をどう考えるか、改めて問う」に対してお答えをいたします。 平成15年9月の地方自治法改正に伴い、岡垣町においても本年4月から指定管理者制度を導入し、5か月がたちました。 指定管理者制度のねらいは、住民サービスの向上と経費の削減と言われております。 この経費の削減という点については、直営から指定管理者制度へ変更を行う場合には、大きな削減効果が期待できるところですが、岡垣町では早くから地方自治法に基づく管理委託制度を活用し、民間委託による管理運営を行っており、その中で継続的な経費の削減に取り組んできた経過があります。 指定管理者の指定を受けた各法人では、指定管理者としての経営意識を持ち、一層の経営努力によりこれまで以上に効率的な施設の管理運営が行われることが期待できます。 現在、それぞれの法人では、今までと同様の考え方で施設の運営を行っていくのではなく、町の経営方針である行財政構造改革プログラムに掲げる三つの柱に沿った改革を進めながら、施設の管理運営にあたっております。 具体的には、事業収入の増加の取り組みや施設利用収入の増加、広告掲載による新たな収入の確保などに取り組むことにより財政力の向上が図られ、経費の削減ができるものと考えております。 また、住民サービスの向上を目指した職員研修にも取り組まれています。 各法人では、これまで運営管理の委託を受け、事業実施をする際に、実行委員会やボランティアの方々との信頼関係を築き、協働を進めながら事業を展開してきました。 この人材という貴重な財産は、岡垣町が取り組んでいる住民との協働を進める際の強力な力となるもので、単に経費の削減効果という視点からは判断できない重要な要素であると考えます。 指定管理者制度は、最小の経費で最大の効果を上げるという地方自治の基本の上にある制度です。 岡垣町の行財政構造改革は、最小の経費で最大の効果を上げるための手法であり、指定管理者制度の導入もプログラムの中に位置づけております。 このプログラムに掲げる改革を、町及び各法人が取り組むことで指定管理者制度の目的である住民サービスの向上と経費の削減に取り組んでまいります。 次に、「(2)その意義と行政と施設との人的な関係をどのように考えるか」に対してお答えします。 理事会の構成メンバーに町関係者等が含まれる法人と町が協定を締結することについての御質問ですが、指定管理者による管理は「請負」に当たらないと解釈されるので理事会の構成メンバーについては制約を受けないことになり、現在の指定管理者との協定は適法であると判断できます。 次に、各法人に派遣されている町職員についてですが、これまで派遣職員については、各法人の設立目的が効果的に達成できるような配置を行ってきており、今後も法人の設立目的の達成のために配置を行い、条件が整えば、派遣職員数について調整をしていきたいと考えております。 また、理事会の構成についてですが、町の関係者が含まれていることについては、町と一体となって、町の方針に沿った管理運営を行うためには必要であると考えます。町の関係者が大多数を占めているのではなく、理事会においては適正な議論が行われており、問題があるとは考えてはおりません。 以上、この場でお答えをいたしまして、あとは自席で質問を受けながらお答えをいたしますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(山田隆一君) 10番、曽宮良壽君。 ◆議員(曽宮良壽君) 率直なお答えをいただいたと思っております。いつも思うんですが、一般質問をする側は個人商店のオーナーどなたかが秘書がおってとか、政策秘書がおってとかち言うことじゃありません。一人でランニングしてするわけですが、対する執行部はここにおられる皆さんがそれこそ脳みそを振り絞って答弁書を書かれるんでとても太刀打ちができるわけじゃないんですが、しかし、私が少し長く冒頭に述べましたが、できるだけ私の日常の生活の中から質問するということをベースにせんと今の答弁書のように、漢語が多い、いわゆる法律用語あるいは行政が勝手につくり上げた言葉で自分なりにそのときそのときに解釈を変えていきながら答えていくのにはとても追いつきませんので、その対抗手段としては素朴な我々の日常、きのうも太田議員がかわせみの話を出しましたが、ああいう話が一番コミュニケーションが取りやすいそんなふうに思っております。 それで、町長にまずお尋ねしますが、朝、新聞記事じゃありませんが、インターネットから取り寄せた運転試験場で免許講習中にAV上映と、これはクエッションマークがあとついていますけども、わかりやすく短く端を折って言うと、運転免許試験場で安全講習ですね、それのビデオを放映したと、その冒頭にいかがわしいとは僕は思いませんけど、世にはいかがわしいというふうな言われ方をしますビデオが入っておったと、二、三秒のことみたいですが、それがわいせつ映像が写っておったと、そのあと当たり前の講習ビデオであったと、受託している県交通安全協会筑後センターの男性講師68歳がと、教習ビデオが不足するからとの判断から私物のAVに教習ビデオダビングと中身を確認しないまま上映したということのようです。これ1月15日の日曜日、月に一遍の日曜日の講習ですね。これについて町長はなぜ起こったかと思われますか。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) 私もきょう朝曽宮議員からその資料と申しますかファックスをいただいたわけでございますが、公と私のルーズと申しますか、そこあたりが非常に公のものを家に持って帰るというというようなことが原因ではないかと、そのように思っております。 ○議長(山田隆一君) 10番、曽宮良壽君。 ◆議員(曽宮良壽君) いや、公のものを家に持って帰ったんじゃなくて私の判断ですよ。私のダビングしたビデオテープですね、これわいせつと書いてありますが、それに公のものをダビングしたわけです。これが見方を変えればこの68歳のいいことしたなという見方もできないことはないんです。もう忘れられん講習になったと思いますよね。講習受けた、違反の方が、それで、住民サービスの一つと思えば、しかし、懲罰にはあたらないかもわからんが不謹慎と言われるのは仕方がないところ、しかし、私は笑って済まされるいかんことだち言うことで新聞に載っておるんでしょうけど、こういう形で載っておるんでしょうけど、武士の情けもありかなとそういう講習も受けてみたいなと思ったところなんです。それで、やっぱり公私のけじめ、公式非公式もありますが、そういうものを公の中では忘れるとこういうことがえてして起こり得ると、携帯についても同じことではないかなと思うんです。それがどこからくるかというところで教育長にお尋ねしたいんですが、あらかじめ通告しておりませんでしたが、よろしいですかね、教育長。教育長の経験から。小中学校に授業料というのはありますか。 ○議長(山田隆一君) 十時教育長。 ◎教育長(十時榮一君) 質問、はっきりしたことは授業料とおっしゃったんでしょうか。公機関では授業料はございません。 ○議長(山田隆一君) 10番、曽宮良壽君。 ◆議員(曽宮良壽君) 授業料取ったら憲法違反になるんです。授業料ち言うのはないんですよ、小中学校には。今保護者が負担しておるのは校納金です。そして、まだ重ねてお尋ねしたかったんですが時間の関係で。大学にも授業料がないんですよ。大学は学費なんですよ。授業料にあたるものは学費なんです。ところが大学生は授業とか、きょうは授業がないとか、授業料とかという言い方をします。しかし、大学では学費であり、講義なんです。今授業料があるのは専門学校がそうかもわかりませんし、高校が授業料という言い方をします。この辺のところの言葉のあいまいさというのがある意味でけじめをなくしているとそんなふうに私は思っております。それで、そういうけじめを学ばずに大学を卒業した方たちが世の中の大半を占めていっていると、これは気がつかないところで由々しき事態になっていくのではないかなというふうに思うんです。講義と授業が違うとそれを意識し、自覚があると大学の学生も変わってくるのではないかなと、強制されるものではありません。大学の講義は出席しなければ出席しないで別に、しかし、このごろは大学の方から指導があるようですが、ちょっと野球のお話も町長にお聞きしようと思いましたが議会はまだありますのでその議会中にベースボール、ニューヨークヤンキースに松井がなぜ行ったかと町長にお聞きする機会を持ちたい、持てればなと思っております。 町長の携帯に電話、今町長は自分の電話ではない公の携帯だと。これ町長にかかってこないというのは私は天下太平だと思うんです。町長にかかってくる携帯ち言うのはどれぐらいありますか1日に。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) 私が持っております携帯は確かに公用の電話でございます。月々の使用料は定額と申しますかそれを含めまして約5,000円を月々支払っております。そういうことで公務で持っております関係上いろいろ役場関係とか、出張時とかそういうときに緊急の用事のあるときにかかってくる状況で料金的には月に5,000円内外です。 ○議長(山田隆一君) 10番、曽宮良壽君。
    ◆議員(曽宮良壽君) 料金でなくて何通話ぐらいということでお聞きしたんですが、それはいいとして、町長に携帯がかかってこないあるいは町長が携帯をかける必要がないというのが理想の岡垣町政ではないかと思うんです。そりゃあ、そうでしょう。総務課長のところに火事だ、水害だ、地震だということで電話がかかってこないと同じで電話がかかってこないということは大過なくいっているということで携帯を使わないということが岡垣町の行政の中にあっては幸せなことなんです。そう思いませんか、町長。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) 私の電話を持つ大きな理由の中に緊急というようなことは大きな目的の中に入っておりますので、何もかからない、そして、持たない状況が持たなくても済むような状況が社会が一番いいわけですけども、昨今の状況からいきますと、やはり緊急を要するようなこともいろいろ社会状況の中で起こっておりますので、私としてもすぐ対応できるようなそういうことで現在所持をいたしております。 ○議長(山田隆一君) 10番、曽宮良壽君。 ◆議員(曽宮良壽君) そういうことでお尋ねしているつもりないんですけど、そういう緊急事態があることは否めませんがそれが携帯のベルが鳴らないことが幸せではないかと、そういうふうに考えて携帯を所持するのと携帯は便利がいいからと言って所持するとでは違うと思うんです。携帯が鳴らないように携帯を使わなくていいように日常の業務を進めていくということで考えていかなくっちゃあ便利がいいものということで携帯を使っていけば今机の上に置いてある電話は要らないと持っとって何もないというのが行政の中での公的な携帯のあり方ではないかとそんなふうに私は思います。これはまた町長の考え方と違うかもわかりませんが、しかし、江戸時代は携帯はなかった飛脚です。明治もなかった昭和もあったかもわかりませんが移動電話と今だけですよ、将来どうなるかわかりませんが、それで、この答弁書の中で一つだけ提言というんですが、公私二つの機能と番号で公の私の分は別にして公の方が固定で月々500円と。ソフトバンクのオーナーの孫さんとこの方はボーダフォン業界3位ですね、こちらと組んで悩める公務に従事する人にこの携帯、公私二つの番号を持った携帯を事業として町の事業としてやっていくつもりはないですか、町長。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) 現実に現在も売り出されております。公と私をわけたある会社で現在一つだけでございますけども、一つの会社だけでございますけども、公私を1台の電話で二つの番号が取れる、そして、各々に請求書も出てくるという携帯が現在は現実にもう出現をいたしております。これについても答弁書の中で申し上げましたように、それについてもちょっと研究と申しますかをしたいというふうに思っております。 ○議長(山田隆一君) 10番、曽宮良壽君。 ◆議員(曽宮良壽君) 一歩進んで──一歩進んでその事業を岡垣町でやるつもりはないかと孫さんと手を組んで。そういうふうに私は岡垣町の事業と、これ何千万とおりますよ。公私をわけてしなきゃならんという人たちが、だから、公、民間でも仕事で使う場合は、これ将来性あると思うんですけど。これをボーダフォン業界3位です。そこと組んでやるつもりはないか、町長にはやる気がないようですが、事業としてやったらおもしろいんじゃないかな。これはまた連合の中で今一歩踏み込んだ質問をしますが、情報推進課長どうですか。役場やめてこれに、もう困ってますよ。岡垣町もそうです。町長も頭捻っておる。どうですか、やる気ないですか。 ○議長(山田隆一君) 笠井情報推進課長。 ◎情報推進課長(笠井達司君) 非常にあれば便利だというふうに思ってます。また、ことしの10月24日から携帯電話の会社が変わっても電話番号は変わらないというような番号ポトビリティという制度が始まります。これで今町長がお答えしましたように、今既に1社が行っているという状態で今後それぞれの会社が行うということは想定されます。非常に有効なことだと思いますけれど、なかなか社会がそれに対応すると思っていますので、岡垣町がそこまで入るだけの余裕がないというに考えます。 ○議長(山田隆一君) 10番、曽宮良壽君。 ◆議員(曽宮良壽君) 何億円要るかわからんけど、もしも課長がやめて会社を興すち言うたら町が出すんやないかとそういうたぐいの事業じゃないかと思いますが、やめる気がないみたいですね。何ちいうんですか、マイクロソフトのビルゲイツになる夢がついえたと。 2番目の質問、3番目の質問につながるところですが、ブログをちょっと紹介したいと思います。これインターネットの中から、何から検索したかち言うたら違法ではないが望ましくないというところで検索をして4,500件から出てきました。その中の一つです。かなり量がありましたけどそんなに努力せんで出てきた。指定管理者制度の問題点2006年5月24日、島原市の議員だというふうに思います。きちっとしたプロフィールというんですか、それが出ておりませんでしたが、ちょっと読んでみます。自治法92条2項に議員の兼業を禁止が規定してある。地方自治体の発注を請け負う事業所とか、おととい、きのうと西海市というんでしょうか指定管理者問題でその指定を受けた株式会社の役員に市議がいるがそれは違法なのか。どうも違法ではないが限りなく望ましくないことらしいと、指定管理者は議会議決で最終決着だから応募業者が議員の会社というのはまずかろうというわけだ。島原市の場合、今回文化会館復興アリーナなどを市の100%出資会社島原市教育文化事業団が指定管理者に応募して採用されたと、僕はその事業団の理事であるとたまたま議員あて職で理事監査に市議から4名が受け持っている。会議日当交通費が5,000円ほど支給され年二、三回の会議が招集される。これは92条2項に反しないか。違法ではないが望ましくないのだろうか。明後日その理事会が招集されているので確認しておこうと。たまたま今回は文化事業団が落札したが株式会社やNPO法人が獲得した可能性だってある。してみると落札業者イコール議員、政治家ならこの事例に近くなる。考えてみれば教育長が事業団の理事長として、これはひどい言葉ですが君臨するわけだが、理事長、教育長には人事採用権や業者選びの権限が与えられているわけで幾ら無報酬と言えども、これ教育長のあて職ということです。これもまた許されるのだろうかと、こういう島原市の議員のブログです。これが我々執行部でない議員あるいは町民の常識なり良識ではないかと思うわけです。これが執行部の常識あるいは法律に基づいて適法だという部分はわかりますが、しかし、李下に冠とかいう言葉があります。そういう意味でいけば難しい言葉でなくてけじめという言葉でいけば少し町長の答弁にはお答えには将来を見通した将来を見越した考え方が出ておられないように思います。また、12月議会でもより突っ込んだ質問をさせていただきますが、そういうことなんですよ、良識なり常識ですよ。それが回っていかないとおかしくなる。小泉さんが去年9月11日ですか、小泉首相が参議院の否決をもって衆議院を解散すると、これは権勢上おかしなことをしたと私は思っております。法律にはそういうことをしたら悪いとは書いてません。しかし、明治以来先人が苦心をしてつくった憲法その権勢事情初のと言われるほどのことを彼はやって現状地方は苦労をしておるんではないかと、それはどこからくるかというと、違法ではないが望ましくないことをやっちゃったからですよ。世間の良識常識それを大事にしていかんと日本は崩れてしまうと私はそんなふうに思っております。町長いかがですか。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) 違法ではないが合法ではないと、違法ではないが合法で望ましくないというような言葉がたくさん現在出てまいっております。最終的には私は法律をもって運営をされておる公共団体、そして、国をおきましても法が合法性が私はすべてではないかとそのように思う、たしかに一般的な感情と、そしてまた社会的な通念といろいろ相互のある場合もございますけども、最終的には法治国家であり私は法律が最優先の規定と申しますか決まりではないかとそのようには思っております。 ○議長(山田隆一君) 10番、曽宮良壽君。 ◆議員(曽宮良壽君) 力を持った人がそんなことを言っちゃいけませんよ。力持った人が。さっき5段の人が私初段の、小手打たれて何か月も痛かったんですよ。そんなことしたらいかんですよ。違いますか。それで、剣道でもそうですよ、礼に始まって礼に終わるなぜか。竹刀で打ち合いをして審判がいなくて自分たちで節度がなかったら法律には書いてませんよ。だけど、打ち合いをして見苦しいからですよ、際限もなくそういうふうになるんですよ。違法ではない望ましくないということをすると剣道がいい例、さっきの五省もそうです。海軍兵学校のエリート将来は大将になる人材を育てるところでは、やはり戦でも節度がなくなると見苦しいものになるということがよくわかっているからああいう五省を若いうちに毎日自分の心の中に問いかけて見苦しくない戦をすると。ルールはないんですよね、戦争には、しかし、その中におのおの侍として武士として持っておかなければならない大事なものがあるということをあの五省は海軍のエリートになる人たちに教えていってるとそういう意味で違法ではないが望ましくないということはやっぱり力を持ったものはしてはならないと私は思いますが、これを最後に町長にどうですか、再度。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) その最終的に結論を出す中の経過の中ではいろいろと狭間も心の動き、そしてまたいろいろな人間個人個人いろいろございますけども、私は最終的には法が最後の番人だというふうに思い、いろいろ人間感情いろいろございますけども、最終的には法一点張りでございませんけども、そういう経過の中で、そしてまた最終的な結論というのは合法性の思ってやらねばならないと、それはときどきの感情で動いてはいけないというふうに思っております。 ○議長(山田隆一君) 以上で、10番、曽宮良壽君の一般質問を終わりました。……………………………………………………………………………… ○議長(山田隆一君) 暫時休憩します。再開は11時といたします。午前10時42分休憩………………………………………………………………………………午前11時01分再開 ○議長(山田隆一君) 再開します。 15番、勢屋康一君の発言を許します。15番、勢屋康一君。 ◆議員(勢屋康一君) 15番、勢屋康一。一般質問通告書を執行部の方には12日前に出しておりますので、私に対して誠意ある回答とそして町長が長くいろいろ言われますと持ち時間1時間でございますので、私の質問に要点に答えていただきたい。まずその点を要望をしておきます。 私があえてここで一般質問をするのは、8月8日の事件でございます。臨時議会につきまして私は臨時議会を延ばしてくれということを8名の議員で、この8名の議員で町長、助役、総務課長のおる前で話し合いをしたことがございます。それを無視してやられたことについて、私は非常に憤りを感じております。なぜかならば、6月27日のいわゆる2名削減の調査特別委員会で3月議会にいろいろもめた結果を議長斡旋で特別委員会をつくって論議をやってきたわけでございます。その項目の中でずうっと政治論やってきまして最後の日に竹内委員長がしてしまったわけでございますが、このときにどういうことであったか。それは町長は知っておると思いますが、各課長は知らないと思いますので、あえてその点についてまず申し述べたいと思います。 6月27日の4時半に竹内委員長は休憩を持ちました。その休憩を持つ前にその事前に矢島議員あるいは木原議員が質問をしておった最中でございます。私も今からしなきゃいけない立場でありました。ところが休憩というものは委員長に権限を持っております。委員長が休憩を持ちましたので私は6時から別な会議も入っておりましたので5時までしか私はおれないということを申し述べました。ところが、5時になっても私たち委員には何の相談もありません。何もありませんでした。そして、私は5時になって退席をしたわけでございます。その後平山議員が副委員長でございますから、この中でもう3人もおらないから日を改めたらどうかという平山副委員長は申しました。申しましたらしいです。私おりませんから。そしたら、それも受け付けんかったと、こういう中で特別委員会の可決されたということに対して数の暴力でありいわゆる議会制民主主義こういうものを踏みにじったと言っても過言ではございません。それですぐ私たち8名はその前に委員長に対して抗議を申しております。さらに委員会を開けとこういうことも言っております。町長はいやしくも議会を招集する権利を持っております。権利であり義務を持っております。我々の8名の意見を無視して8月8日に臨時議会をやったわけでございます。 もう一つつけ加えて申し上げますが、特に執行部の課長の皆さんあるいはきょう傍聴されとる町民の皆さん、私はそのときに正常ではないまして私が5時半ごろ、5時35分この時間帯と思いますが、八幡の方から議長に電話しました。そしたら、きょうはもうこんなふうで人間もおらないから3日にやろうとこういうふうに議長は言っておるという電話を私はもらいました。それで私も安心しまして電話切りました。帰ってきたら強行採決をやったとこんなんが私は岡垣町の町会議員を35年やっておりますがありません。これは岡垣町にとって非常に残念な1ページをつくっておると言っても過言ではございません。そこで町長にお尋ねしたいのは、私が言いますように、8名この議員が要求しながらもあえて8月8日にやられたこの指因は何かということでございます。それにあわせて8月8日には曽宮、細川議員が韓国の方に行っております。これもあなたには言いました。この岡垣町の根幹である議会の議員の削減この問題については18人がすべて入った中で論議すべきだというのが私の考えでございますが町長はこれも無視しております。一番腹が立つのは吉田茂基金でこの青少年ちいいますか小中学生ちいいますか、こういう方々を韓国に行き、韓国から岡垣に来たりこういうのがもう10数年続いております。町長がそこに補助金も出しております。年中行事でございます。これをやるのはいわゆる夏休みにやるわけですから普通学校休んでまで韓国に行ったり韓国の人が岡垣に来たりちいうことできません。そして、吉田茂基金を執行部のおかげで子ども未来館を建てるときに何ちいいましたか。一般会計からの方から出してやるということを町長の討議しとるやないですか。そういう大事な韓国対岡垣の青少年小中学生が交流することは夏休みにずうっとやってきておるわけですから、その二人がおらないときにあえてしたということは町長は余りにも無責任やないかとこう言わざるを得ません。 2点目の指定管理者制度でございます。指定管理者制度は町長が提案をし、条例をしてして議会も認めました。この中で一番大きな問題はサービスを高揚させながら民間委託にして、そして、経費節減これが一番大きな柱でございます。私の言うのが違うなら違うように答えていただきたい。そうしますと、私は指定管理者制度指定管理者制度に移行するには一般公募こういう方法が一番先に書いております。2番目には町長が一般候補しなくてあなたの一存でできるようなシステムもなっております。だから、今回の場合は一般公募じゃなくてそういう形でやられたと思います。じゃあ、そうしますと、どれだけの経費節減ができたのか。まだ日が浅いですが、じゃあ、どれぐらいできるというふうに町長は考えておるのか。その点をぜひ御見解をお聞きしたいと思います。 3点目が、いわゆる地産地消の問題でございます。私は選挙の公約の一つにも上げておりましたし、町長も地産地消はよく考えると。しかし今日まできょうまで町長になられて地産地消について具体的にどういう成案を持ち、どういう行動をしたかお聞かせ願いたいと思います。 4点目が、中学校の問題上げておりましたが、私の孫が東中学校に行きよるときでございましたが、もう卒業して5年になります。そして、一番下の孫も卒業してもう1年なります。2番目の孫は2年です。だから、入学したときから比べたら七、八年になります。ここで非常に私は東中学校に行くときに昔のうどん屋丸都運輸から行って東中学校に向かって行くところに2か所非常に危険箇所があるんです。これについては私は前にも述べました。言いました。しかしながらきょうまで何も改善されない。これについては私は怒りを、もううちの孫はおりませんけど、やっぱり非常に危険な箇所がある。事件が起きてからじゃ後の祭りと言わざるを得ませんので町長はきょうまでどのふうな考えできたのか。何もやらなかったんかと私は言いたいわけです。その点についてお答えをいただきたい。あとは自席で行いますので、先ほど言いましたように、先ほど私は回答書をもらったんですよ。けさ、そしたら、私が聞いてないことやらべらべら書いておるわけですよ。町長。私には60分しか時間がないんですよ。だから、私の質問に対して要点を答えていただいて、あとは自席で町長と討論なり議論をしていきたいと思っております。よろしくお願いします。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) 勢屋議員の御質問の「1、臨時議会(1)8月8日の臨時議会開催について」に対してお答えをいたします。 初日の細川議員の御質問への答弁書と重複する部分があろうかと思いますがよろしくお願いをいたします。 3月定例会後に設置をされました調査特別委員会において採決がなされた後に、臨時議会の招集請求書が提出されたわけですが、招集請求に対しては「請求者の数が議員定数の4分1以上であること」「請求の際、会議に付議すべき事件を示していること」「付議すべき事件については議員に発案権があるものであること」以上の要件が満たされていれば町長は臨時議会を招集しなければならないことになっております。 7月11日付で提出された臨時議会招集請求書は、9名の議員の方が連名で提出されたものであり、当町議員定数の4分の1にあたる5人の人数を超えた方からの請求となっております。また、臨時会に付議すべき事件についても、「発議第2号岡垣町議会議員定数条例の一部を改正する条例」と具体的に示されていますし、既に去る3月定例会において議員に発案権が属するものとして提案された事件であります。 したがいまして、本件については臨時会を徴収する要件をすべて満たしており町長に招集の義務が発生することになります。 町議会は、定例会、臨時会を問わず町長の私が招集するわけですが、その日程を決める際は、岡垣町では長年の慣例として、必ず議会の代表者である議長と協議を行い、議会の意向を尊重してきました。 本請求の付議事件は、議会に直接関わることであるため、臨時会招集請求書は提出されたことを議長へ直ちに伝えるとともに、慣例に従い日程についてあらかじめ議長と協議を行った上で、8月8日を臨時会とすること及び7月14日に告示を行うことを決定いたました。 次に、「(2)今後の臨時議会に対して町長の姿勢について」に対してお答えをいたします。 先ほども説明をさせていただきましたように臨時会の招集については要件を満たしていれば当該地方公共団体の長には招集の義務が生じ、長は必ず臨時会を招集しなければなりません。 したがいまして、要件を満たした招集請求に対しては必ず法の規定に従い臨時会を開くことになります。 なお、現行の法律に定めはありませんが、本年6月に地方自治法の一部を改正する法律が公布され、その中で臨時会の招集期間についての改正が行われて、要件を満たしていれば20日以内に臨時会を招集しなければならないとされており、来年6月までに施行される予定です。 次に、「2、指定管理者制度(1)指定管理者の目的」に対してお答えをいたします。 先ほど曽宮議員にもお答えしましたが、平成15年9月の地方自治法の改正に伴い、岡垣町においても本年4月から指定管理者制度を導入し、5か月がたちました。 指定管理者制度のねらいは、住民サービスの向上と経費の削減と言われております。 この経費の削減という点については、直営から指定管理者制度へ変更を行う場合には、大きな削減効果が期待できるところですが、岡垣町では早くから地方自治法に基づく管理委託制度を活用し、民間委託による管理運営を行っており、その中で継続的な経費の削減に取り組んできた経過があります。 指定管理者の指定を受けた各法人では、指定管理者としての経営意識を持ち、一層の経営努力によりこれまで以上に効率的な施設の管理運営が行われることが期待できます。 現在、それぞれの法人では、今までと同様の考え方で施設の運営を行っていくのではなく、町の経営方針である行財政構造改革プログラムに掲げる三つの柱に沿った改革を進めながら施設の管理運営にあたっております。 指定管理者の指定にあたっては、経費面での比較も必要ですが、これ以外にもこれまでの長い管理運営の中で培われた人的な財産、具体的には、ボランティアや実行委員会として運営に参加することで育てられた豊富な人材は岡垣町の進める構造改革の柱である住民との協働を進める上で必要不可欠であり、その人材を活用した施設の管理運営が期待できるということも重要な判断材料であると考えました。 指定管理者の選定にあたっては最も大切なことは、住民サービスの向上と経費の削減ですから、信頼できる相手を選択しなければなりません。 今回の指定管理者選定については、施設の設置目的を効果的かつ効率的に達成するため、地域等の力を積極的に活用した管理を行うことにより事業効果が期待できると判断したもので、今まで委託してきた相手だからという理由で選定したものではありません。 今後、5年間という契約期間の中で各法人でどのような改革が進められていくのか、また、指定管理者導入後にどのような課題が出てくるかなど、総合的に判断して岡垣町の指定管理者のあり方を検討していきたいと考えます。 次に、「3、地産地消について、(1)町長の具体的な考え方、行動について」に対してお答えをいたします。 岡垣町は農業を基礎としてまちが形づくられてきました。農業は産業という面だけではなく、農地は町の景観を形成し、食料としての農産物は、ここに住む住民の身近な生活の健康面やあるいは安全性を守っています。そのような視点から考えますと、農業はまちづくりと一体となった展開を図る必要があります。すなわち、地域で守り、地域で育てる、地産地消型農業の展開が前提となり、私もきょうまで取り組んできました。 岡垣農業の担い手と言われる、認定農業者が行う各種事業に対する補助支援や町単独事業としての取り組みであります良質米の生産に対する水稲種子補助はその一例と言えますし、岡垣町で収穫された米をより多くの町民に食べていただくことを目的とした「米消費拡大対策推進事業」に対する補助につきましても、地産地消の取り組みであるとの認識を持っています。 また、地産地消の推進を図るため町内外の皆さんに岡垣町で取れる農水産物を直売する施設を「道の駅」として取り組みましたが、財政的な理由から計画を凍結した状況は御存知のとおりです。 一方では、学校給食において地場産の食材を利用することを通じて、地産地消の推進につながっていると考えています。 今後も、必要な事業につきましては、継続して取り組んでいきたいと考えていますし、新たに本年度を実行年としています「岡垣町構造改革プログラム」に掲げていますビワ、イチゴ、アワビなどの産物をより多くの町民に知っていただき消費していただくことを目的として「おかがきファンクラブ制度」に取り組みます。 そして、糠塚・東黒山地区に進出が予定されています企業とは今後十分な協議が必要となりますが、施設の店舗を利用した地元農産物の直売につきましても、農業振興と地産地消の観点からぜひ実現させたいと考えています。 次に、「4、東中通学路(1)危険箇所について」に対してお答えいたします。 通学道路は県道や町道を利用するのがほとんどであります。 町で管理する町道は約243キロメートルありますが、総合計画後期基本計画で「暮らしに安心を」の中で「施設の適正な維持管理」を掲げており、町道においても事故等がないよう維持管理に努めております。 道路の陥没等の危険箇所については、早く発見し補修等が速やかにできるように各区長さん、職員や郵便局等にも通報をお願いして対応しているところです。 御質問の「危険箇所ではないか、山側を閉鎖すべきでないか」と言われる場所は山田峠団地に通じる道路でありますので、入り口の閉鎖は困難と考えます。 なお、「3、地産地消(2)教育長の学校給食について」は教育長から答弁させます。 以上、この場所でお答えいたしました。あとは自席で質問を受けながらお答えをいたしますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(山田隆一君) 十時教育長。 ◎教育長(十時榮一君) 勢屋議員の御質問であります「3、地産地消(2)学校給食」に対してお答えをいたします。 学校給食は、学校教育の一環であり、児童生徒に栄養のバランスのとれた食事を提供することにより児童生徒の健康の増進、体位の向上を図ろうとするものであり、また、これらを通じて日常生活における正しい食習慣を身につけさせようとするものであります。 そのほかにも、岡垣町では地域の人たちとの「ふれあい給食」による社会性の育成や感謝の心などを育成しています。 また、岡垣町では栄養バランス等を考慮した給食の献立を工夫しており、児童生徒からも好評を得ています。 現在の地場産食材の活用状況ですが、イチゴ、ビワ、ミカンなどの果物は農協を通じて旬の食材として使用し、野菜につきましては、町内農産物直売所等から納入しています。 また、地場産米の活用状況ですが、平成17年度からは福岡県学校給食会も地産地消を推進するため、農協単位の供給になりましたので、現在は遠賀米の「夢つくし」を使用しています。 今後は、岡垣町で収穫された米の利用につきましては、安全対策及び安価で安定的な供給ができるかなどを検証し、地産地消を推進する観点から検討してまいります。 次に、「東中学の通学路の危険箇所」についてお答えをいたします。 通学路における危険箇所や人通りが少ない場所、見えにくい場所などは、岡垣東中学校を含めまして各学校でも確認されていますし、保護者などからの情報収集も行いながら把握をしているところです。 児童生徒の具体的な安全確保につきましては、一人にならない集団下校体制や教師等による下校時刻にあわせた巡回パトロールなど、地域の実情に応じた取り組みを各学校で進めております。児童生徒の安全指導として、通学路の再確認や通学路における危険箇所の周知、危険時に避難場所の確認等も行っており、保護者へもそうした情報を提供しております。 なお、学校だけですべての児童生徒の安全確保を行うことは現実的には難しく登下校時におけるPTAの協力をお願いしたり、地域ボランティアによる見守り活動といった運動も進めていただいております。 また、岡垣町が推進をしています「岡垣町防犯連絡ネットワーク」や役場職員によります巡回、公用車の防犯ステッカー等による啓発活動によって、町ぐるみの防犯活動が展開されることとなっており、児童生徒にとりましても安全で安心できる環境につながるものと考えています。 ○議長(山田隆一君) 15番、勢屋康一君。 ◆議員(勢屋康一君) 町長にお尋ねします。町長の答弁書を先ほどきょうもろうたわけです。私はもう12日前に一般質問通告しとるわけです。議会と執行部は対等の原則と私は常々言ってきたが、この点も対等やない執行部の非常に有利なようになっております。それは今後の問題として答弁書を見ると、調査特別委員会で採決がなされましたと、それによって町長としては9名のあれがきたからこうやっていきましたと答弁しとるわけです。答弁書に書いておる。問題は6月27日の特別委員会の採決が妥当であるかないかということを私たちは妥当やないと私は思っておるわけです。町長はどう思っておるかそれだけちょっと答えてください。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) 特別委員会での審議の状況等については後日いろいろとお聞きいたしましたが法的要件も加味しており、この特別委員の採決は私は合法性があるというふうに思い、その他の手続きについては入らせていただきました。 ○議長(山田隆一君) 15番、勢屋康一君。 ◆議員(勢屋康一君) 町長どこで調べたか答弁してください。私は少なくてもこの問題について県の議長会のところにも電話しました。しましたよ。そしたら、こう言いました。それも30分間時間を待ってくださいや。30分後に電話かかってきました。法的には違法とは言いがたいと、しかし、好ましいことじゃございませんねて、あなたどこで調べて、調べてないんなら調べてないであなたの主観だということで答弁いただきたい。 さらにもう一つは、細川議員が私は県の議長会です。彼は全国の議長会に調査しました。ファックスが返ってきました。当初は議運で云々ち言うておりましたが、そのファックスでは、やっぱり特別委員会で採決すべきやないかとこういうものが返ってきたのを私たちも見ました。ただ、町長そういうものを私なんかもいろいろ調べながら言っておるわけですから、あなたはどこのだれが言うたのか、あるいはあなたの判断なのかどちらか答えてください。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) 今回の特別委員会の審議につきまして時間延長とかいろいろなこともなくされたということでございますけども、私どもその結果につきましては執行機関は法律、そしてまた、条例、規定、凡例、それから行政実例等に従いまして事務を処理しており、今回の特別委員会の可決については法的に有効であるというふうに判断もしております。 先ほど勢屋議員が言われました町村議会議長の方が言われたということを聞きましたけども、あくまでもそれは状況についてどのように説明はあったと思いますけども、議会の方は執行機関でもなく私どもとしてはあくまでも行政凡例そしてまた法律に基づいて決定をされた議案であり、私どもは有効であるというふうに認識をし、手続きを進めたということでございます。 ○議長(山田隆一君) 15番、勢屋康一君。 ◆議員(勢屋康一君) 行政判断ということでございますので、私はやっぱり議会制民主主義の原点に立って言いよるんですよ。特別委員会で4対4、8名でやっておるちいうことも町長も御存知でしょう。その中で委員長が休憩質疑の途中ですよ。休憩これ委員長に権限があります。そして、その権限で引っ張られてきて、そして、可決するときには慎重者がおらないところで可決されたち言うことも町長知っておるじゃないですか。そういうやり方でええのかと。今後大変な問題が起きてまいりますよ。具体的に今から出てくると思いますが、私も総務委員長やっております。予算すべて私の委員会にかかってきます。委員長の権限で休憩とってやりっ放しで6時、7時、8時までしますか。そんな権限委員長にありますか。町長の見解としてはあるちいうことなんですよ。そうでしょう。だから、休憩を持って私自身も質問がある途中で木原信次君に至ってはまだ質問の途中なんですよ。それを休憩、だから、休憩を持つことは委員長の権限でええが、それで、それを我々にも諮らん委員長の権限でやることは結構だちいうことを今町長言いおるわけですよ。そうでしょう。委員長の権限でしょう。再度答えてください。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) 今回の特別委員会の審議経過そしてまた表決結果につきまして私がどのような見解を持っているかということの御質問かと思います。 採決結果のあり方につきましては、委員の方々からさまざまな意見が出ているということは伺っておりますけども、地方自治法やそしてまた岡垣町議会委員会条例、行政事例などから見ましても私は合法的であり、法的に有効なものであるとそのように思っております。 ○議長(山田隆一君) 15番、勢屋康一君。 ◆議員(勢屋康一君) 町長何言っておるんですか。私は尋ねよるのは、いわゆる議会なり、委員会なりその会議の中で委員長なり、議長が休憩とった、そしたら未来永劫それはいつまでやってもいいと言うのかということ尋ねておるわけです。私はそれはいかんのやないかということを主張しよるわけです。だから、それでええちいうならええちいう答えてくださいよ。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) 委員長からその日の委員会が終わったというそういふうな言葉がない以上私は委員長の終わったという言葉が出てない以上私は特別委員会は継続しておったというには私は思っております。 ○議長(山田隆一君) 15番、勢屋康一君。 ◆議員(勢屋康一君) そうしますと、町長、もう委員長の言うことはすべて正しいそういう認識でたたないかんですよ。私が言いたいのは、よう考えてくださいよ。審議の途中でしょう。先ほどから言いますように、矢島議員が質問し、木原信次君が質問し、まだ彼にとっちゃあ途中ですわ。私なんかもせないかんときに委員長が休憩持ったわけやないですか。そこまで私は間違うてないちいうんですよ、委員長の権限なんです。それを未来永劫に延ばして、そして、じゃあ、もうおらんごとなったけぇよししようと、こういうやり方がゆるされんち言うのが私の気持ちなんです。意見です。だから、町長は委員長が可決しましたと、そして、その後に8人であなたのところに抗議に行っておるやないですか。そして、この答弁書では、来年の6月に20日以内に開かなきゃならないという法改正になりますと。私に答えてもらわんといかんのは今その法律は来年の6月ですから今のときには町長に権限があるんですよ。いつ開こうと違いますか。その点もあわせて答えてください。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) 権限があるからこそ私は議長と相談をし、この臨時議会を開催を招集をしたということでございます。権限のないとに私はいたしません。 ○議長(山田隆一君) 15番、勢屋康一君。 ◆議員(勢屋康一君) 町長、私の質問にはぐらかさんでください。私は今言うように町長にそういうものが上がってきたときには町長は吟味する時間ちいうのを何日と決められていないんですよ。決められとるですか。決められてないでしょう。そうすると、私は町長として議会である議長あるいは議会運営委員長の竹井和明さんあるいは特別委員長の竹内君、こういうもので話しても私は何の岡垣町発展には阻害するものやないと思うんです。まして私は先ほど言いましたように、山田議長はやっぱ中立的見地から見て「きょうはもう無理だ」と「じゃあ、3日の日にやりましょう」と言うたものを無視されて可決されたんですよ。これ町長も認識しとると思うんですよ。そういうことを許すと岡垣町は今議員を減らせという問題も可決されましたが、議員が減れば町長助かるですよね。町長にとっちゃあ助かります。首こう振りよるくさ助かるですよ、だから、私は喜んで出したんやろうと思う。それは18人の人が皆さん町長にこう言うより16人になったら2人いらんごとなるき、そりゃ楽ですよ。だから、これは楽やから楽になろうと思って出したんかなと本当に考えたときに私は先ほどから言いますように、審議の途中だということです。こういうものを町長に出したから町長はそれに基づいて来年の6月からは20日を以内でやりなさいになるでしょう。今の段階ではないわけやから私は町長は少なくても議長なり、先ほど言った皆さんと話して見るべきやなかったですか。それが本当の協調のまちづくりです。町長、私の耳にはたこができるけど、協調の町──協調の町何が協調ですか。8人の方がこんなん言うとるのに関わらず。だから、私はその点もう1回答えて、それから、もう一つそれに関連して議長に相談行くときに町長行きましたか、助役が行っておるようにあるやないですか。助役が行っておる。だから、執行部の樋髙町長と議会の山田議長がこれが対等なんですよ。対等やなかったら議会なり、執行部もうまくいきません。対等の原則があるんです。助役と副議長は大体対等なんです。そういう大事な問題を何で助役に行かせたんですか、町長何で行かんやったんですかその点もあわせて2点お答えてください。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) 臨時議会の招集については先ほど答弁書の中で申し上げましたように法的に私は合法性、そしてまた長年の岡垣町の慣例として議長さんと協議をし、私は招集をしたということで私は何ら法的に違反を、と申しますかそういうことはしておりませんし、なおまた、招集をされました招集の趣旨を見ながら私は出張をいたしておりました関係もありますけども、助役に一任をし、議長と協議をしていただき再度最終的に私は議長とお会いし、確認をいたし、7月14日に請求、そして8月8日の臨時議会ということを決定をし、公示をしたということでございます。 ○議長(山田隆一君) 15番、勢屋康一君。 ◆議員(勢屋康一君) まだ質問があとあるんで明快に答えていただきたいが、私は町長にさっきから言うのは、こういう特別委員会が正常ではなかったちいうことです。だから、正常であったかちいうことは私は先ほどから町長に尋ねるけど法的に9人がきて可決したから問題ないと、そういうこと聞きおるんやないです私は。特別委員会そのものが8名である特別委員会そのものが正常かと、最後ですからこれ答えていただきたい。 それから、もう一つは、これからの問題ですけども、こういう問題が議員の4分の1ちいうことになりますと、これから4名です。4名が町長これ出せと言うてきたら出しますか。それ答えてください。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) 先ほど答弁書の中でも申したかと思いますけども、特別委員会の中で議員一人一人のいろいろな御意見があったということは十分に私も認識しとりますし、4名その後の質問でございます議員定数の減による法的な要件が4名になるということについては、それは法的にも間違いないし、それについては私も対応していかねばならないとそのように思っております。 ◆議員(勢屋康一君) 答弁になっとらんやない、町長。議長、私の答弁になってない。私が聞きおるのは、町長、よう聞いてください。 ○議長(山田隆一君) 15番、勢屋康一君。 ◆議員(勢屋康一君) 特別委員会で半数がおらない4名でやられたということについて異常ないかということを私言っておるわけです。異常なら異常、異常やないなら異常やないと私に答えりゃそれでいいとです。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) たびたび申し上げますように、議会の議員の特別委員会の中でもさまざまな意見があったということは私は認識をいたしておりますけども、最終的に決定をされましたことについては私は法的に何ら瑕疵もなし私はそれを受けて今回の臨時議会の招集がつながったということでございます。 ○議長(山田隆一君) 15番、勢屋康一君。 ◆議員(勢屋康一君) まだあとがありますから、最後にお聞きしますが、町長、私はさっきから何回も言うように、やっぱわざわざ3月議会は夜中までもめたやないですか。町長も知っとるように、そして、特別委員会で審議をやってきたわけです。最後の項目に7項目でしたが、それを最後にして何とかやろうなという時期に委員長が休憩とってそのままいったやないですか。じゃあ、片一方だけの話でやったちいうことを私はおかしいやないかと。まずおかしいのは、質疑の途中であるちいうことです。こういうものを許したら大変なことなんですよこれから。だから、今後は町長は4分の1は4名でいいんです。出してきますので町長も気持ちよく引き受けて出していただくちいうことでございますから、そうでしょう。違うんですか。違うなら違う言うて。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) 4名になるわけでございますが、法的要件を私は具備しておけば、それは私としてもそれを対応しざるを得ないし、対応していきたいと、対応せねばならないというふうに思っております。 ○議長(山田隆一君) 15番、勢屋康一君。 ◆議員(勢屋康一君) やめようかと思うたけど、またむずかしいこと言うた。条件が整えばちいうて条件が何ですか。何か委員長が答えたいけぇあんた1回答えちゃいな、それでいいけ。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) 請求者の4分の1という条件等が整えば私はそれはどなたからもそういう形が出れば◎法的に具備しておれば(発言する者あり)請求者の数が議員定数の4分の1以上であること、そして、請求の際、会議に付議すべき事件を示していること、付議すべき事件について議員に発案権があるということの要件が満たされておれば私はこれを招集する義務があります。 ○議長(山田隆一君) 15番、勢屋康一君。 ◆議員(勢屋康一君) 今町長が言うたことは私も知っとるんですよ。そういうものをないものは出せんでしょう町長に。例えば今知事の退職金の云々問題が出ております。で岡垣町の場合は町長なりの退職金ちいうのは条例で決めます。じゃあ、それをおまえ削減すりゃあええやないかとこの議員の5人が出てきたと、整ったやないですか。それ整ってないちいうんですか。そこだけ。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) 先ほど述べましたように、議員の4分の1以上、そしてまた会議に付すべき案件、そしてまた議員に発案権がある議案になれば私としてはこれは請求があれば法的に間違いなければ私としては招集と申しますか議案として取り上げざるを得ないとそのように思っておる。だれでも場合。 ○議長(山田隆一君) 15番、勢屋康一君。 ◆議員(勢屋康一君) まだ論議が残っておりますが、あとの問題ございますので、また何かの機会ではっきりさしたいと思います。 2点目の指定管理者の問題です。指定管理者の件について町長は私の答弁に対して何ぼの削減ができたちいうことはありませんでした。恐らく削減はできなかったと私も思っております。思っております。将来指定管理者制度を設けるという法律改正ができたことは住民のサービスを向上させながら、そして、経費節減をやっていくんだとこれが大きな柱なんです。違うなら違うで私に反論なりしていただきたい。そうであるとするならば今後やっぱ指定管理者というものを町長としては一般公募でもしていく考えがあるのかないのか、ちょっとこの点だけ。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) 先ほど言われました勢屋議員が言われましたように、指定管理者制度を導入した目的はそのようにサービスの向上と、そしてまた経費の削減が大きな目的でありというふうに認識をいたしておりま◎すし、そういう目的の中で今回私ども指定管理者制度を導入したわけでございます。(発言する者あり)今後のことにつきましては、現在5年ということで三つの施設を指定管理者制度、そして駐車場につきましては2年間を期限を切って指定管理者制度にしております。今後は事業の経過等を見ながら私どもとしてはよりよい形での指定管理者制度にしていくつもりでございます。 ○議長(山田隆一君) 15番、勢屋康一君。 ◆議員(勢屋康一君) 私は3月の総務委員会だったと思いますが、指定管理者を岡垣町の幹部が理事長しよるとかそういうものについては問題があるという指摘をしました、まだ宮内課長がおるころですから。町長は法的に違法じゃございませんと私たちに答えました。私はそこで──そこで担当課長に法的な問題弁護士に聞かないかんと、弁護士に聞けと私言いました。私は弁護士に聞いて調査しました。町長の方はそれをやってないと思いますが、その点について答えてください。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) 勢屋議員の質問に対しまして私どもが弁護士の方に調査した結果等につきましては企画政策室長の方から説明をさせます。 ○議長(山田隆一君) 石田企画政策室長。 ◎企画政策室長(石田健治君) この件については弁護士の方に相談し、その結果をいただいて法的に問題がないというふうに回答をいただいております。 ○議長(山田隆一君) 15番、勢屋康一君。 ◆議員(勢屋康一君) 石田課長、その弁護士は近江弁護士のところなのか、そして、近江弁護士のどの弁護士が言われたんかお聞かせ願いたい。 ○議長(山田隆一君) 石田企画政策室長。 ◎企画政策室長(石田健治君) 近江法律事務所の佐久間弁護士です。 ○議長(山田隆一君) 15番、勢屋康一君。 ◆議員(勢屋康一君) これは町長、私が製鉄の顧問弁護士です。法的な問題を町長と私の見解が違うから私はその弁護士に相談しました。先ほどから言うように、それはもう絶対好ましくないとはっきり言うんですよ。だから、私は佐久間弁護士にも今から会ってみますが、そう今課長が言われたようなことがあるとすれば弁護士同志でもこういう見解の相違があるということです。じゃあ、今後どうするかちいうことを皆さんでまた論議をせんにゃいけんだろうと思う。それでこの問題もう終わります。時間がない。 それから、3点目の地産地消についてです。町長は私に対して答弁書ではやっとるみたいな書いとるんです。私は具体的な問題が出てこないと、例えば5ページにこう書いてある。私も今日まで取り組んでまいりました。地産地消について、そして、水稲種子の補助、その一例と言えます。収穫された米をより多くの町民に食べていただくことを目的として米消費拡大の対策推進事業に対する補助につきましても取り組んでおりますと。じゃあ、具体的に私はお尋ねしますので、そういう農民に対して岡垣の米を食うてもらおうというために地産地消の拡大として米消費拡大対策推進事業でどの程度延びてきたんですか。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) 地産地消に取り組みました具体的な回答につきましては農林水産課長の方から説明させます。 ○議長(山田隆一君) 須藤農林水産課長。 ◆議員(勢屋康一君) ちょっと私町長に尋ねて一般質問町長に尋ねているわけですよ。町長がそれ知らんなら知らんで振ってもらわなくさ、あなた要らんようになるよ一般質問で。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) 水稲の種子補助につきましては対象は約24集落を対象といたしておりますし、18年度の予算の中では250万円を取り組んでおります。 なお、また米消費拡大対策推進につきましては、町の単独でございますけども、補助対象になります団体等につきましては食進会、婦人会、青少年育成会、保育所、保護者会等で平成17年度で遠賀米を約200キロ程度消費した実績があり、平成18年度につきましては対策費31万円の予算を計上をいたしております。 ○議長(山田隆一君) 15番、勢屋康一君。 ◆議員(勢屋康一君) 連合審査の予算のときにそういうもの今町長が言われた。食進会とかいろいろ言われました。そういうところに対してこういう消費拡大をしましたというものを提出をしていただくことを申し上げまして、そして、教育長にお尋ねします。教育長は学校給食で米を遠賀の岡垣の米をみんな学校で取ったらどうかと私言ったことあるんです。そしたときにいわゆるそこに1回米を持っていかなそこからの補助がないと5%ないとかそのときの教育長が答えたんですよ。今そういう問題がそのときに私言った言葉が「じゃあ、5%文部省が補助出さんとすれば、農民の代表は農協ですたい。農協と農林水産課あたりが話してその負担を考えながら岡垣町の米を岡垣町民が食えないかと、まして小学校中学校にはそういうものをすべきである」と私は申し上げてきましたが、今米がそれがまだ残っておるのか。残ってないのか。それにあわせてまずそこからお尋ねしたいと思います。 ○議長(山田隆一君) 十時教育長。 ◎教育長(十時榮一君) 5%等の補助につきましては以前どういう形だったのか調べましたけども、よくはっきりつかめておりません。現在5%の補助金はございません。ただし、玄米60キログラム当たりにつきまして助成対象として福岡県学校給食会が500円補助をしております。ただし、学校給食会からの夢つくし米を購入したものに限るという形でございます。 ○議長(山田隆一君) 15番、勢屋康一君。 ◆議員(勢屋康一君) 今学校給食会の方から60キロで500円ですか。1キロ500円ちいうことですか、60キロで500円ちいうことですか。どっちですか。
    ○議長(山田隆一君) 十時教育長。 ◎教育長(十時榮一君) 60キログラム当たり500円の補助でございます。 ○議長(山田隆一君) 15番、勢屋康一君。 ◆議員(勢屋康一君) そうしますと今小中学校で米飯が何キロ食べよるんですかね、わかりましたら教えていただきたい。 ○議長(山田隆一君) 十時教育長。 ◎教育長(十時榮一君) 小中学校で1回に使います米の総量は240キログラムでございます。 ○議長(山田隆一君) 15番、勢屋康一君。 ◆議員(勢屋康一君) 教育長、私は今言ったように60キロで500円ですから240キロちいうことは2,000円なんですよ。1日に対して。私はこういうのが県のあれですか。 ◎教育長(十時榮一君) 学校給食会。 ◆議員(勢屋康一君) 学校給食会ちいうのは県の団体ですか。あるいは何の団体ですか。 ○議長(山田隆一君) 十時教育長。 ◎教育長(十時榮一君) ちょっと資料が。財団法人福岡県学校給食会となっておりますので県そのもの団体ではないし、県がつくらせたような形のものじゃないかなというふうに予想します。 ○議長(山田隆一君) 15番、勢屋康一君。 ◆議員(勢屋康一君) 教育長、要望しておきますので、もう時間がないんで私は今言ったように60キロに対して500円ですから240キロつくるちいうことは大体2,000円ぐらいになるんです。そういうものを向こうで取ることによって何の御利益があるのかなという問題が私はわかりませんので。 ○議長(山田隆一君) 勢屋議員、時間まいりましたので。 ◆議員(勢屋康一君) 後日お尋ねしたいと思います。それぜひ検討していただきたいと思います。もう時間がきましたけども、非常に申しわけないですけども、要望にしておきます。町長、教育長両方にです。だから。 ○議長(山田隆一君) 勢屋議員、時間きましたので、また別に要望してください。この場ではもう時間が、これ許しますと皆さんにそういった形になると思いますので。 ◆議員(勢屋康一君) そしたらこれから町長なり答弁が聞きよらんこととめることもせにゃしょうがないですたいね。わかりました。 ○議長(山田隆一君) 以上で、15番、勢屋康一君の一般質問終わりました。……………………………………………………………………………… ○議長(山田隆一君) 暫時休憩します。なお、午後の再開は14時30分といたします。午後0時02分休憩………………………………………………………………………………午後2時30分再開 ○議長(山田隆一君) 再開します。 1番、矢島惠子君の発言を許します。1番、矢島惠子君。 ◆議員(矢島惠子君) 1番、矢島惠子でございます。一般質問の通告書に沿って質問をいたします。 初めに、学校給食の充実についてを質問いたします。健康が人間の生涯を通じて安らぎと生きがいのある生活を営む上で最も大切な基盤であると考えるなら時代を担う児童生徒の健康づくりや心身の健全な発達と増進を図ることを目的とした栄養バランスのとれた安全な学校給食の提供は子どもたちにとって大変幸せなことだと思います。 学校給食が国による制度として本格的にスタートしたのは昭和25年からで終戦後の食料難の時代には児童生徒の栄養確保は教育行政の重要な課題でありました。戦後60年飽食の時代となり、日本人の食生活は生活習慣の多様化などで大きく変化し、栄養の偏り、不規則な食事などさまざまな問題が生じ、健全な食生活を取り戻す必要に迫られております。 学校給食の果たす役割は児童生徒のみではなく広く国民の食生活の改善に寄与することを目的として学校給食法に基づき学校教育活動の一環として実施されているものであります。平成17年6月教育基本法が成立し岡垣町でも教育現場で学校を中心とした食育推進事業に取り組むため調査や実践的研究が現在行われております。今後地域や学校、家庭、生産者などともに食育推進事業が具体化してくると思われます。 次に、ごみの減量とリサイクルについて質問をいたします。平成元年4月に供用開始した遠賀・中間地域広域行政事務組合のごみ焼却施設である岡垣清掃センターの使用期限が平成19年3月末日と決まっており、あと半年余りになりました。平成19年度より北九州市の焼却施設に委託し、廃棄物の処理を行うように計画されていますが、現在糠塚地区に北九州市の焼却施設に搬入する1市4町のごみの中継基地が多額の税金を使って建設中であります。遠賀・中間地域広域行政組合を構成している1市4町がともに厳しい財政事情になっていると言いながら広域行政事務組合の事業の中でも特にごみ行政の支出は年々増加し、財政を圧迫しております。 ちなみに、平成17年度のごみ処理経費は12億8,855万1,443円となっております。また、平成19年度の北九州市への委託処理費は1トン当たり2万円と聞いております。「混ぜればごみ、分ければ資源」の合言葉に関係市町が連携して住民の理解と協力を得ながらさらなるごみの発生抑制と資源循環型社会の構築に努力し、むだのない行政の経営を強く願うものであります。 詳細な質問は自席にて行いますので、明快な建設的な答弁を強く希望いたします。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) 矢島議員の御質問の「2、ごみの減量とリサイクルについて(1)今以上のごみ減量とリサイクルに対する取り組みについて問う」に対してお答えをいたします。 ゴミ量の現状ですが、遠賀・中間地域広域行政事務組合の資料によりますと、岡垣町の燃えるごみは平成17年度の搬入実績が8,998トンで内訳としましては、可燃ごみが8,394トン、粗大ごみが604トンとなっており、5年前と比較すると7%の増加となっています。 遠賀・中間地域広域行政事務組合では来年4月からプラスチック類を分別収集しごみ減量化及びリサイクルに努めることとしていますし、昨年12月議会で矢島議員にお答えいたしました紙類につきましては、北九州市に進出予定の製紙会社の稼働がおくれているため、蛍光管のリサイクルとともに引き続き1市4町と遠賀・中間地域広域行政事務組合で協議、検討することとしています。 また、岡垣町では今後も生ごみ処理容器、発酵促進剤及び電動式生ごみ処理機の購入を推進するとともに、資源物の集団回収を奨励し、資源循環型社会の構築に向け、町民の理解と協力を得ながらさらなるごみの減量化及びリサイクルに努めることとしています。 次に、「(2)住民に対する啓発について問う」に対してお答えいたします。 平成19年度から遠賀・中間地域広域行政事務組合では、「ごみの分け方、出し方」が変わりますので、本年11月までに遠賀・中間地域広域行政事務組合や収集業者と協議調整して説明資料やチラシを作成し、区長会及び広報を通じ全家庭へ周知することとしています。 また、岡垣町では独自に本年4月から家庭版環境ISO・学校版環境ISOを開始し、家庭版では41世帯でマイバック運動やペットボトル等の資源物の回収、生ごみの堆肥化に取り組み、ごみの減量とリサイクルの推進に一役を担っていただいていますが、さらに多くの方々に参加していただくように啓発活動を進めていきます。 今後ともごみの減量とリサイクルを推進するため、出前講座開催などの啓発活動を積極的に行い、各種団体や町民の皆さんに直接働きかけていきたいと考えております。 なお、「1、学校給食の充実について及び2、ごみの減量とリサイクルについて(3)学校における子どもたちに対する啓発はどのようにされているか」は教育長から答弁させます。 以上、この場でお答えをいたしました。あとは自席で質問を受けながらお答えいたしますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(山田隆一君) 十時教育長。 ◎教育長(十時榮一君) 矢島議員の御質問であります「学校給食の充実について(1)今後の学校給食の充実をどのように考えているか」対してお答えをいたします。 学校給食は、学校給食法に基づきまして、児童生徒の心身の健全な発達に資し、国民の食生活の改善に寄与することを目的に、学校教育活動の一環として位置づけられております。したがって、児童生徒の健康の増進、体位の向上、正しい食習慣の育成、豊かな心や感謝の心の涵養等、重要な教育的内容を含むものであります。 しかし、近年における社会状況や食生活の急激な変化は、児童生徒にも大きな影響を及ぼし、健康面では、不規則な食生活や運動不足などによる肥満、集中力の欠如、生活面では、子どもだけでの食事、朝食抜きで登校など基本的生活習慣や生活体験の不足、人間関係の希薄化などさまざまな問題が指摘をされております。 このような中、児童生徒が生涯を通じて健康であるための基礎を培う学校給食の重要性はますます高まっており、今後は「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践できる人間を育てるための学校給食の充実を図ってまいりたいと思っています。 次に、「(2)米食による給食を週4回考えられないか」に対してお答えします。 学校給食への米飯導入は、食事内容の多様化を図り、栄養に配慮した米飯の正しい食習慣を身につけさせる等教育上の意義と日本人の正しい食生活を再認識する見地から、昭和51年より学校給食に正式に導入をされました。 現在、米飯給食の回数は、全国的にも70.9%が1週間に3回実施しており、岡垣町も遠賀米を利用して3回実施しています。まず、地産地消を推進するために、岡垣町産米に変更することを検討しているところです。 したがって、米飯給食の回数をふやすことにつきましては、今後の検討課題と考えています。 次に、「地元産農産物の導入推進について」についてお答えをいたします。 学校給食は、安全でおいしい給食を提供することが最も重要であり、また、安価な材料が安定的に供給されることが基本となります。 こうしたことを考慮して岡垣町では、町内小売業者を中心として安価な食材を安定的に供給してきました。 現在の岡垣町の地場産食材の活用状況ですが、野菜につきましては、町内業者とあわせて、町内農産物直売所からも納入してもらっています。また、岡垣町には、1年を通じてさまざまな果物が栽培していますので、農協を通して旬の食材として使用しています。 今後も、安全安心な食材の提供が基本となりますが、旬の岡垣町産の野菜を使用したり、給食献立に岡垣町の郷土料理メニューを取り入れるなど地場産農産物の活用が図られるよう検討していきます。 次に、「ごみの減量とリサイクルについて(3)学校における子どもたちに対する啓発はどのようにされているか」についてお答えします。 各小中学校におきましては、理科、社会、総合学習の中で、環境教育を実施しており、その中でごみの減量とリサイクルについても学習をしています。 一例としましては、海岸の清掃活動における事前学習や清掃活動を通じたごみ問題の学習、小学校4年生の社会科におけるごみの行方を調べる学習を実施しており、ごみ処理施設を見学したり、自分たちでできるごみの減量化の取り組みを行っています。 また、環境共生課の指導を受けながら、児童の自主的な活動として、リサイクルボックスを利用したごみの減量とリサイクルのあり方も学習をいたしました。 さらに、給食の残滓を減らす指導につきましては、家庭科や総合学習の中で食への関心を高めるとともに偏食をなくす指導を行っています。その結果として、岡垣東中学校の昨年6月とことし6月の残滓率を比較しますと、米飯では11.1%から7%へ、おかずでは7.6%から7%に減少し、徐々でありますがその成果があらわれているところです。 ○議長(山田隆一君) 1番、矢島惠子君。 ◆議員(矢島惠子君) 今後岡垣町の学校給食をどのように考えるか、そこからお尋ねを始めたいと思います。 午前中、勢屋議員が私と重なるような質問なさいましたけれども、まず、町長の考え方を地産地消についてのところからお考えいただきたいと思います。 町長は、岡垣町は農業を基礎として町が形づくられてきました。農業は産業という面でなく農地は町の景観を形成し、食料としての農産物はここに住む住民の身近な生活の健康面やあるいは安全性を守っています。そのような視点から考えますと、農業はまちづくりと一体となった展開を図ることが必要である。ちなわち地域で守り、地域を育てる地産地消型農業の展開は前提となっておるということをはっきりと言われております。そして、学校給食についても、地場産の食材を利用することに通じて地産地消の推進につながっていると考えておるということで非常に前向きの地産地消に対する考えを町長はお持ちだと私は午前中確信さしていただきました。 そこで教育長にお尋ねをいたします。平成18年度岡垣町の学校給食は遠賀米の夢つくしを小中学校とあわせて1回に約240キロを使用していると聞いておりますが、この米は生産から給食を利用するまでのどのような経過を通って今岡垣の給食に利用されておるのかお話、簡単にお話いただきたいと思います。 ○議長(山田隆一君) 十時教育長。 ◎教育長(十時榮一君) 生産者から学校までの流れについて簡単に御説明をさせていただきます。 福岡県学校給食会というのがございまして、これがJA農協と契約をいたしまして取れた米をJA農協から学校給食会の方に契約として1年間幾らで入れるかという契約のもとに買い入れる。学校給食会はこれを県内搗精工場という精米所を通しまして精米をし、学校給食会から各学校等に届くようそういうルートで現在は米の供給がなされております。 ○議長(山田隆一君) 1番、矢島惠子君。 ◆議員(矢島惠子君) 私が今教育長は学校給食会ていいますか、遠賀郡の場合は、今飯塚食販の方から岡垣の給食の米がきているということでございますが、間違いございませんか。 ○議長(山田隆一君) 十時教育長。 ◎教育長(十時榮一君) 飯塚食販は食販でここは飯塚に精米等をやる機関が県内6か所ありまして、飯塚にその一つがあるわけで精米をする機関として飯塚は利用しておりますが、そこで精米された米は一端学校給食会の方に戻りましてそこから供給されるとそういう仕組みでございます。 ○議長(山田隆一君) 1番、矢島惠子君。 ◆議員(矢島惠子君) 給食会の方からきておるということでございます。私は一つきょう疑問に思ったのは、午前中の勢屋議員の質問の中で、地産地消のところに地場産米の活用状況ですが、平成17年度からは福岡県学校給食会も地産地消を推進するため、農協単位の供給になったので現在、遠賀米の夢つくしを使用しておりますということで、直接農協から来るのかなと思ったんですが、それは間違いですか。 ○議長(山田隆一君) 十時教育長。 ◎教育長(十時榮一君) その17年以前は福岡県学校給食会が各県下が全体の米を集めていたようでございます。それをいろいろな要望等もあったんでしょう、各農協、ここで言いますと、4町の農協でございましょうかね、そこに一応集めるとそういうように各農協というのはそういう意味でございまして、以前は県下全体のやつを1か所に集めていたけども、現在は岡垣の場合は4町が参加しています遠賀農協JA農協に集めているとそういう形になったということでございます。 ○議長(山田隆一君) 1番、矢島惠子君。 ◆議員(矢島惠子君) 確かに学校給食は福岡県の推奨米であります夢つくしを今使っておるようでございますけれども、岡垣にきている米は遠賀郡の4町のブレンド米ですね、夢つくしの、米と聞いておりますがそれに、よそから例えば宗像の方からとかいろいろ混ざるということはないんですね。遠賀郡の米だけがブレンドされて夢つくしがブレンドされて遠賀米という形で給食会の方からくるわけですね。お尋ねします。 ○議長(山田隆一君) 十時教育長。 ◎教育長(十時榮一君) そのとおりでございます。 ○議長(山田隆一君) 1番、矢島惠子君。 ◆議員(矢島惠子君) 大体わかりましたんですが、今までたしか何人かの方がこの地場の学校給食に地場のものを、岡垣産米をということで私が議員になりまして最初に一般質問されたのが山田議員であって、それが平成8年だったと思います。そのときに平成8年に5月に文部省の体育局学校健康教育課長通達ということで学校給食への自主流通米の使用促進という通達がきているわけです。私いろいろ今聞いてこう解釈しとるんですが、私たちが望んできたのは岡垣の生産された岡垣の米を子どもたちに食べさせたいという願いがずっともう10年近く前からあったわけです。そのときはおそらく地場米というような自主流通米というのは今遠賀郡の今のような形で遠賀郡は遠賀郡で岡垣じゃなくて遠賀郡の広い範囲のものがブレンドされてくるようになったということでしょうか。教育長。 ○議長(山田隆一君) 十時教育長。 ◎教育長(十時榮一君) 以前は県単位で扱ったということですから、それを小さい単位にまとめられるようにしたとそういうように私は解釈をしているんですけど。 ○議長(山田隆一君) 1番、矢島惠子君。 ◆議員(矢島惠子君) 流れとしてはわかりましたけれども、私が一つ教育長にお聞きしたいのは、岡垣のこのように地産地消というようなことが強く言われる中で今一番岡垣の米を岡垣の子どもたちに食べさせてやられないというようなネックになることはどういうことが今一番ネックになるのか教えていただきたいと思います。 ○議長(山田隆一君) 十時教育長。 ◎教育長(十時榮一君) 今その辺の問題点を整理をしながら検討しているところでございますが、1点目は、先ほど申し上げました岡垣で取れた米を一端4町が集めます。遠賀農協に集めます。そのときはそれぞれ各例えば岡垣なら岡垣の米はここへ入れてくださいというようなはっきりした位置づけではありませんですので、玄米を生産者が持ち寄ったときにはその場で4町のものが集められる。それを年間この米を年間遠賀郡の給食会等と契約をしましょうというそういう取引をするということでございますので、まず、岡垣だけの米を確保するためには混ざらないというそういう仕組みをつくる必要が一つあるわけです。それから、もう一つは、学校給食会を通しているもう一つの大きな理由は、いわゆる先ほど申し上げました飯塚で精米関係をやっていますが、これは例えば農薬の検査であるとか、あるいは石抜きの施設であるとか、金属の除去とか、色の違ったものを除くとかそういう検査システムがございましてそういう高いレベルの安全というのを保証するということがもう一つございまして、そのルートを通して買っているという二つのことが主として主な理由でございます。 年間岡垣の場合は年間の生産量というのが不安定さというのが余りないかも知れませんけども、いろいろ競作があろうといろいろなものがあろうと品質の保証というのを大量にやりますからやるというような大きな保証性といいますか安心性といいますかそういうものもあって学校給食会を通した形の米を買っているというように解釈をしています。 ○議長(山田隆一君) 1番、矢島惠子君。 ◆議員(矢島惠子君) 一番ネックになっておるのはかつて教育長言われました価格の面とかいろいろあったんですが、今のところは安全性というところにきておると思うわけです。思えばいいんですね、考えていいですか。 ○議長(山田隆一君) 十時教育長。 ◎教育長(十時榮一君) 岡垣産米だけを確保すると、その方策をどう確立するかということが今非常に一番大きな課題というように思っています。ということは遠賀農協さんが岡垣米だけをプールしていただいて現在の精米ルートに乗せていただくようなそういうシステムができると簡単に岡垣産米を子どもたちに直接供給ができるわけでございますけども、遠賀農協さんも岡垣だけをプールした形というのは今できないとこういうように言っているわけでございます。ですからそこがまず確保されないと、じゃあ、次の手段として岡垣だけはどこで集めるかということが今大きな課題でございます。そうするとどこかで新しく集めるシステムをつくったり、生産者からそこだけ集めるということをいたしますと今の農協か4町ブレンドした形の米を納めているそのルートと同じ値段でできるのかどうかということも次に生じてくる課題であろうというように思うわけです。どのぐらいの差があるかその他等はまだ検証はいたしておりませんけれども、問題点として今一番どうしてやれるかというのを探している点は先ほど申し上げましたまず岡垣産だけの米をどう確保するシステムをつくるかということと安全性のルートに乗せられるかいうことを考えているわけでございます。 ○議長(山田隆一君) 1番、矢島惠子君。 ◆議員(矢島惠子君) 農協に集められるかどうかということと安全性の問題と価格の問題そういうような問題と思いますけれども、例えば今から本当に岡垣が地場産で学校給食を進めていく、そしたら一番本体になるのは米だろうと思います、米の問題が大きな問題になると思いますが、午前中からの話を聞いておりますと、もう学校給食会は5%の補助金は出していないというような国からもそういうものは出ていないといてうような話でございますので価格の面はもう安全面が確保されれば学校給食会を通すこと必要ないと私思うんですが、そんなもんでしょうか。そう考えていいですか。 ○議長(山田隆一君) 十時教育長。 ◎教育長(十時榮一君) 学校給食会を必ず通さなきゃいけないというあれはございませんから、まず遠賀農協さんが一般に販売をしておられます精米での先ほど申し上げた安全チェック関係の機能と学校給食会関係がやっている機能を比較をしますと、一つは農薬等の残留度を検査する、これはどちらもございます。それから、色が変わったりいろいろな変色等がある米を除くというような装置もこれもどちらもあります。それから、石等を除くというこれもどちらともあります。金属類を除去する装置これが遠賀郡農協にはございません。ですから、安全性の比較検討した場合には、その辺の違いがあるということでございます。 ○議長(山田隆一君) 1番、矢島惠子君。 ◆議員(矢島惠子君) お金の問題になってくるんですけれども、先日私調査さしていただきましたら、今大体例えばこういうことがございました。遠賀町が今年度初めて農協にあそこはブレンド米というんですか夢つくしなんですけれども、レンゲとか、菜の花とか敷き込んで一応有機米というようなことで名前をつけまして菜の花米とか、レンゲ米とかそういうなあれで今売っておるんですが、売りに出しておるんですが、これを遠賀町が農協から購入して1回のテストだとは思います。それから学校教育委員会等の方の話もお聞きしましたら、少なくてもやっぱ価格の問題とかいろんな問題があるから年に3回ぐらいやったらできるんかなというようなやってみたら非常に好評だったと子どもたちもおいしいと言うてくれたし、価格だけ、価格はどんなふうにしてあれしたかていうたら、10キロが大体自主流通米ちいうんですか、そんな形ですると480円ぐらい10キロで高くなるということなんです。したら、そういうことで給食費を上げたんかということを聞きましたら、これは保護者からいただいておる給食費の中から調整してとにかく今回はやりましたと、それで、保護者には迷惑かけてませんと、非常に好評であったというような話を私は聞いております。有機米とかそういうようなことは今後うちにも農業関係者たくさんいらっしゃいますし、担当課もありますのでそういうことは努力すればできることと私は思っておりますし、何ですが、そこで本当に岡垣の岡垣米を子どもたちに年に何回でもいい定期的に食べさせてやるようなことを今後研究して来年度からでもせめて1学期に1回ずつでもいい、最初はですよ、そういうあれで安全面とかいろんなことも確かめながらやってみるというようなことは岡垣はできんのでしょうか。教育長ちょっと教育長に今のお考え聞きたいと思います。 ○議長(山田隆一君) 十時教育長。 ◎教育長(十時榮一君) 1回、一、二回の程度の先ほど遠賀町さんのような実践のあり方で遠賀の4町からとりますと岡垣町だけを1回か2回だけ集めてくれということであれば遠賀農協さんもそれはやりましょうというようなお話をもう聞いてるわけです。それを例えばずっと3回はやっていますが3回をずっと年間やってくださいという点については今のところはまだできないというような返事でございます。 例えば1回だけやるとすれば、じゃあ、どのぐらいで納入いただけるんですかと言うと10キロで約議員が御指摘いただいた400円ぐらい高くなります。その差はいろいろ学校給食会等のやり方とかいろいろ調べた点におきましては、一つは大規模に学校給食会が仕入れをしているとかそういう点が一つあることともう一つは、先ほどから申し上げています60キロに対する500円の援助があるとかそういうようないろんなものが重なって10キロに対して400円ぐらい高い値段で供給されるというような状況でございますので、その1回程度であれば遠賀町さんがやっておるような形で実施することは可能です。ただし、先ほど申し上げた金属面の除去という基準はマスターできませんので、その基準をどう考えるかということが課題として残るなというように思っているところです。 ○議長(山田隆一君) 1番、矢島惠子君。 ◆議員(矢島惠子君) 岡垣町は非常に米の生産というんですかそういうところも高いし、生産額も多いんです。それで、実際カントリーに出してある分と自主流通米として出ている分とか非常に私もびっくりするぐらい岡垣にはたくさん米が取れておるんやなということを感じたんです。今教育長が言われたように確かにそういう安全面というところでネックになる分もございますけれども、やっぱり生産者のいろんな方の意見を聞いて米作の米をつくっておる人、それから野菜をつくっておる人いろんな人たちの話を聞いておると価格とかそういうものは自分たちは子どもたち岡垣の子どもたちが本当に喜んで食べてくれるのなら自分たちはできるだけの協力はしたいというような価格で済むことならというような話を現に生産者の今学校にあります評議員制度の中におられる生産者の人たちとも話をしましたらそういう話も私は聞いております。非常に農業生産者の方たちは協力的やなと私は思いました。すぐ農協とか大きな組織が出てきておりますけれども、それぞれに岡垣の中にはいろんな部会があったりいろんなことでしっかりした組織もございますので将来的に今あります一部民営化のときにできました学校給食連絡協議会というのがございますけれども、あれとは別個にできますならば地産地消を促進しながら学校給食を今後本当にやるのであれば、やっぱり教育委員会とか、学校とか関係課ですね、農水とか、それから生産者の代表、それから栄養士、調理委員とかそういう人たちで仮称いろいろ学校給食を考える会でも名前名称はともかくとしてそういうような体制を早急につくってやっぱりしっかりやっていく必要が私はあると思うんです。先延ばしするんじゃなくてやっぱりこんだけの一番最初に私が読みましたように町長が本当に岡垣町の基盤は農業やというような強い決意を持っておられますし、また、地消地産でやっていきたいということでおられますので、私はそういうところでそんだけの受け皿をつくっていけばきっとよそにないような先進地的な学校給食が私はできると思っております。そういうところを教育長がぼんちいうわけいかんと思いますので、学校給食の最終的なそういうそれでもやろうとそれぐらいのことやったらやれんことないぞていうような決意ですね、そういうものが最終的な権限は私は学校の所管長であります町長──町長に最終的な責任がかかってくると思うんですが、町長、そこまでのやってみろうやないかというようなお考えがあるかどうか私はお聞かせいただきたいと思います。それを聞いて、聞けば教育委員会の方もいろいろそれに対する対応策は出てくると思いますし、地域の皆さんもいろんな方いろんな分野の皆さんがそういう何とか農業の活性化を、そして、遊休農地ですか、そういうようなところも解消していける子どもたちがそんなふうで食べてくれる米をつくるんなら自分たちも頑張るぞという方が現実にいらっしゃいます。もしそういうことになればそういう言った方を私紹介したいと思いますので、町長決意のほどちょっと聞かせていただきたいと思います。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) 学校給食におきます地産地消と申しますか、地場産の農産物を含め米を含めまして消費する方向外についての御質問かと思いますけれども、私も岡垣町のまちづくりの大きな一つの柱であります農業についても活性化をまちづくりの一環として活性化させるためには大きな消費のふえる面ではないかと学校給食における消費がふえるということについては確かに価格、安全性とかいろいろ課題はございますけども、いろいろな方々の努力の中でそういう方向が私どもとして町として学校そして給食の中で可能性があるならばあるように私どもも真剣に検討していきたいとそのように思っております。 ○議長(山田隆一君) 1番、矢島惠子君。 ◆議員(矢島惠子君) 町長の話を、決意を聞いて安心いたしました。ぜひそうなるように今から私が先ほど言いました教育長にその次に聞きたいんですけど、早急にいろんな関係者を集めた具体的に地産地消の学校給食を始めるんだというようなそういう会ですか、そういうものを私は早急に組織していただいて前向きにできたら来年少しでも再来年にはある程度できるようなとにかくやってみようやないかという一歩を踏み出していただきたいと思いますが、そういうことに対して会をつくるということに対して教育長のお考えを聞きたいと思います。 ○議長(山田隆一君) 十時教育長。 ◎教育長(十時榮一君) 議員が御指摘しておられます地産地消の方向というのはいろいろな段階もあります。午前中に勢屋議員にお答えいたしましたように、地産地消を進めていくという観点で今検討もしていますし、これからも積極的にやる気持ちでございますので、どこから何を取り組んでいくかということは今はっきり申し上げられませんけれども、そういう方向で検討をしていっておりますし、これからもやっていこうというように思っているところでございます。 ○議長(山田隆一君) 1番、矢島惠子君。 ◆議員(矢島惠子君) ネックになる部分もはっきりしてまいりました。ぜひ早急にそういう会をつくっていただきまして調査研究を始めていただきたいと思います。教育長ようございますね。お願いします。 町長部局と連携を取りながら前向きに早急に始めていただくことができると私は確信してちょっとこの問題はこれで終わらせていただきます。 続きまして、ごみの減量とリサイクルについてを質問をさせていただきます。 私は実は昨年の12月にもこのごみのリサイクルということで減量をということで一般質問をさしていただきました。そのときも答弁の中に取り組みます、前向きにというような今回の答弁と同じような回答をいただいておるわけです。ちょっとここにあれしますので皆さん考えていただきたいと思います。 広域の行政事務組合のごみ処理の負担金の算出基準が均等割で1割、それから人口割で2割、ごみ搬入量で7割というような割合で町のごみ減量の即負担金が反映してきております。それで、ごみは広域の問題やていうようなことやなくて実際ごみの減量をしっかりやっていかんとこういうふうなごみの搬入量によってどんどん町の負担金がふえていくわけです。私は非常にこの負担金というのが皆さん町民の皆さんの御協力によって、それから、また、担当課はじめ職員の働きによってぜひとも、もう前向きに今からいろんな集め方とかいろんなあれが北九州の処理場に持っていくあれによって変わってくるとは思いますけれども、まずごみを減らすというのが基本だと思います。それで、私は担当課にちょっとお聞きしたいんですけれども、しょせん逆立ちしても広域の職員が号令をかけてもやっぱり岡垣の住民の皆さんは岡垣の担当課が言うのとは違いますし、人数も違います。それで私はぜひお願いしたいのは、例えばごみの減量で今度チラシをつくるとかいろいろ皆さんに知らせるとかじゃなくて今岡垣が一生懸命住民との協働ということでやっておるし、行政の考えも聞いてほしいわかってほしいというところで出前講座というのをやってますよね。私はぜひこの押しかけの出前講座で結構と思います。それを始めていただきたい。なしてこんなこと言うかといったら私もかつて広域の議員として出させてもらったときに静岡県のかつて言うたことあると思いますけど、富士市に行ったんです。視察に、そのときにあそこはごみの製紙工場の町ですので徹底したごみの古紙の回収をやって、そして、それをトイレットペーパーにかえてそれをまた公的な施設とかいろんなところで使うなり、また売るなりしてやっとるわけ減量を。そして、いろんな話を聞いてきましたけれども、そのときに向こうの成功したその富士市の職員の方が言われたのは、いろんなことをやってみたけれども、やっぱり住民の皆さんと直に話して。そして啓発ちいうんですか、こんなふうにしてください、こんなふうに水を切ってください、こんなふうにして出してくださいというようなこんなふうにして分別をしてくださいとかいうような啓発が一番功を奏したと言われるわけです。それで、今いろんなことを広報誌とかいろんなことで岡垣も出しておりますけれども、現実に住民の皆さんは余りああいうものは見ておられませんはっきり言うと広報もそうですけど、3割4割とは見てないやろうというようなのが現実でございますので、ぜひそういうのは体で地域に出て行ってもう住民の皆さんとそれこそ協働のごみ減量作戦をするより仕方がなかろうと私は思うんですが、担当課の課長としてそういうことがぜひやって、私はやってほしいんですけど、どんなふうに思われておりますか。ちょっと聞かせていただきたいと思います。 ○議長(山田隆一君) 松井環境共生課長。 ◎環境共生課長(松井英朗君) 町長の答弁にもありましたけれども、来年から4月1日からごみの出し方、分別の仕方も変わりますので、町民の皆さんにも皆その出し方で出していただくような形になります。その説明はもちろんしなければいけませんし、また、家庭において減量の仕方あたりも呼ばれれば各区単位でも説明に行ってやりたいというふうに考えております。 ○議長(山田隆一君) 1番、矢島惠子君。 ◆議員(矢島惠子君) 今課長の答弁を受けましたけども、温度差が私は違います。呼ばれたらじゃないで押しかけでもということ私言いましたですよね。富士市がそこまで徹底して古紙の回収ができて、そして、リサイクルのトイレットペーパーとかいろんなものをリサイクルして町民が使うようになったのは本当にひと月にもうあっちにもこっちにも別れて特にあそこは二十五、六ぐらいの行政区しかなかったんですが、うちは53あります。手分けして月に何回でも押しかけていく何か区の会議があったら行かせてくださいというようにどんどん行かんと今私が最初に言いましたように、年間に物すごい12億何ぼ、何千万円かぐらいの処理料が要りよるわけですよ。本当にこれはむだなことだと私思います。そういうところでぜひそれぐらい燃えてください。それでないと今一番岡垣の町も財政厳しいときでございますけれども、そういうむだな金をやっぱ住民の皆さんと一緒に節減していくというですかね、そういうやっぱ体制それこそ地域の協働、行政と地域との協働といいますか、少しでも浮いたお金で皆さんのいろいろやってほしいというような福祉のニーズにそれが回っていくような私は今から町のやり方をせんと本当にむだな行政になっていくと私は財政のむだ使いだと私は思うわけです。できますか。もう1回聞かせてください。 ○議長(山田隆一君) 松井環境共生課長。 ◎環境共生課長(松井英朗君) 人間も限られておりますので全部が全部回り切るというわけでもないかと思いますけど、できる限りにおいて頑張ってやっていきたいというふうに考えます。 ○議長(山田隆一君) 1番、矢島惠子君。 ◆議員(矢島惠子君) 町長にお尋ねします。本当にむだのないそういうようなお金の使い方というんですかね、課長が人間も足りないしというようなことも言われておりますが努力をされると言われておりますので、そういうとこも考えてずっといつも机に職員が張りついて蒲鉾みたいな毎日の生活をするんじゃなくてどの課も一緒です。どんどんやっぱり地域に出かけて行って住民の皆さんと交流を持ちながらやっぱり働いて私はほしいと思うわけです。そういうところで今後いろんな課長会議とかいろんなことがありますけれども、町長、課長の皆さんがもっといきいきとよし地域に出ていくぞというような気持ちになるような出前講座もしてほしいし、いろんなこともあると思いますので、その条件整備をしていくのがやっぱり執行部の私は仕事だと思いますので、町長、そういう新しいごみ処理の問題は19年度からの問題になりますけれども、ぜひそういう気概を持って、それから、広域に行かれましたら理事で岡垣を代表する理事でございますので、しっかりやっていただきたいと思いますがいかがですか。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) 先ほど答弁書で述べましたように、19年の4月1日から現在の焼却業務から北九州市へごみを持っていくわけでございます。大変現在岡垣町いろいろな各種団体の方々、そしてまた行政と一緒になりまして遠賀1市4町の中ではたしかに現在一番生ごみの使用料と申しますか金額は低いわけでございますけども、低いと言いながら2億4,000万円近いお金でございます。今後は4月1日以降はこれを圧縮をしておりますけども、そのまま北九州に運ぶということになりますと値段についても大分上がってまいります。それが大きく財政の中に占める可能性もございますので今後とも私どももごみの減量化につきましては水を抜く問題等も含めまして住民の方々と一緒になってこの問題については私どもも出て行き、課もそういう場におきましても積極的に出て行き、啓発活動については十分に今後とも行っていきたいし、行かねば大変財政的に厳しい状況になりますので、それについては一生懸命頑張っていきたいと思っております。 ○議長(山田隆一君) 1番、矢島惠子君。 ◆議員(矢島惠子君) 町長の決意を聞きましたのでそれを信じることにいたします。 それで、岡垣町の決して減っていきよるわけやないんでふえていきよるんですよ。16年度から17年度にかけて全体ごみがやっぱり827トンふえてるんです。そして1人当たりがやっぱり全部1人当たり割ったら1人が6キロふえておるんです。このようにして確実にじわじわとふえていっております。これが今度はみんな1軒1軒の皆さんがしっかりごみの水を切ってやっていくという細かなところは担当課がいろいろと指導していくと思いますので、ぜひ住民の皆さんに理解していただいてそういうことができるように私は頑張っていただきたい。 それから、可燃ごみの3分の2を占めております古紙、紙です。これが本当に私はもったいないと思います。今のやり方じゃなくって今はもう業者に売って結局何がしか何10銭かで1キロして、そしてうちの町の方が今郡内に広がっておりますけれども、キロが6円で量に重さによってキロ6円で奨励金というような形で約600万円ですか700万円これも一番最初は3円から始まったんです。今は1市4町6円に足並みがそろっておるようにございますけれども、そういうことでその700万円が非常に惜しいです。この700万円を何とか違う方法で奨励金は奨励金としてあれしながらこの前調べましたら北九州の方に北九州製紙工場というのが稼働がなかなかおくれておりましたけれども、今試運転中でことしいっぱいには供用開始になるそうです。町から製紙工場まで近うございますので、何も足並みそろえて広域でする必要もないし、それぞれのやっぱり財政状況はそれぞれの市町が違うのですから、やっぱり職員がしっかりそういうところを研究して住民の皆さんに協力をしていただきながらその700万円の奨励金も上手に使いながら私はごみを業者に売るんじゃなくって古紙を会社に売るなら売って、そして何やったら現物リサイクルされたトイレットペーパーでも何でもいいもらってきて、それを公的な施設で使えれば消耗品は浮くと買うのが浮くて少しでもいいやないですか。節約をするとやっぱりみんなで住民挙げて体を動かしながらやっぱり自立をした町を目指しておるんですからそのように頑張っていきたいと思いますし、私は課長の皆さんたちが旗振り役に、ぜひなっていただきたいし、もっと燃えていただきたいと思います。これで一般質問を終わりたいと思いますが、直接の担当の課長いかがですか。頑張ってください。決意のほど。 ○議長(山田隆一君) 松井環境共生課長。 ◎環境共生課長(松井英朗君) 紙の関係に関しましても言われるとおり12月までには稼働しそうにありますので、その分については広域の中にも今勉強しているところでございますので、同じように努力していきたいと思います。 ◆議員(矢島惠子君) 町の中には。 ○議長(山田隆一君) 1番、矢島惠子君。 ◆議員(矢島惠子君) 協働で頑張ろうという人がたくさんいらっしゃいますので、いろいろやり方はあると思いますので研究しながら前向きに頑張っていただきたいと思います。これで一般質問を終わります。 ○議長(山田隆一君) 以上で1番、矢島惠子君の一般質問終わりました。……………………………………………………………………………… ○議長(山田隆一君) 暫時休憩します。再開は15時50分といたします。午後3時30分休憩………………………………………………………………………………午後3時50分再開 ○議長(山田隆一君) 再開します。 17番、平山弘君の発言を許します。17番、平山弘君。 ◆議員(平山弘君) 17番、平山弘です。一般質問を行います。 私たち人間は人間らしく暮らせるようにより文化的な生活を目指しています。そのための政治、経済、社会でなければならないわけですが、最近の新自由主義の考えに基づく弱肉強食の社会、貧困と社会的格差の広がりに強く危惧をするものであります。国の政治によって耐えられないほどの痛みを強いられているときだからこそ地方自治体は住民の暮らしと福祉を守る役割が求められています。 以上、前置きをいたしまして質問に入ります。 生活環境についてであります。岡垣町は安心して健やかに快適に暮らせるまちづくり、より快適で利便性が高く健康づくりと福祉の充実を図っていくことを総合計画で定めています。そこで次のことについて町長にお尋ねいたします。 1、コミュニティバスの運行改善についてです。三吉波津方面からいこいの里への利便性が悪い、また、中学生の部活終了後のバスが少ないなどの声があります。波津方面のバスの運行のお考えについての町長の答弁を求めます。 2、岡中下町道の街灯設置についてです。通告書では県道というふうに書いておりますけども、私の間違いです。訂正いたします。 現地は歩道と車道の段差があり、夜は薄暗いのでつまづいたり転倒したなどの声があります。また、海老津方面へのバス停から岡中グラウンドへの付近は特に暗く犯罪の危険があるとの指摘もあります。町長の答弁を求めます。 次に、災害対策についてです。岡垣町は災害に対する予防、応急対策、復旧について総合的な計画を定め、計画的かつ効率的な防災行政の実施を図ることにより町民の生命、身体及び財産を災害から保護することを目的として岡垣町地域防災計画を策定しています。地域の危険性の総合把握として、素因と災害の危険性も指摘しています。 ことしも連続的な大雨により被害が出ているわけでございます。そこで、次のことについて町長にお尋ねいたします。大雨災害危険箇所マップ、いわゆる地図づくりの作成についてでございます。具体的には、大雨による浸水災害危険箇所の把握を地図上で明確にするとともに、防災対策も立て、順次実施していくことが求められていると思いますが、町長の答弁を求めます。 最後に、住民税等についてであります。特に、お年寄りへの突然の住民税等の大増税通知に、日本列島各地で悲鳴や怒りの声が上がっています。昨年と比べて4倍から5倍はざら、10倍、13倍の方もおられます。岡垣町でも、私が聞いた範囲でも、4倍から10倍、これは、自民党、公明党の政権与党と小泉内閣による弱肉強食の税制改正の結果であります。 そこで、町長にお尋ねいたします。(1)住民税等の大幅増税による住民への影響についてです。住民にどん◎な影響を与えていると認識しておられるでしょうか。(2)軽減対策についてです。制度的なもの、それ以外◎のもの、軽減対策を考えておられましょうか。(3)介護保険の要介護者の障害者控除の認定書の発行についてであります。私は、平成14年の3月と6月議会の一般質問でこの問題を取り上げました。その後、認定書の発行の現状についてどうなっているのか、町長の明快なる答弁を求めます。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) 平山議員の御質問の「1.生活環境について(1)コミュニティバスの運行改善について」に対してお答えをいたします。 御存知のとおり、おかがきコミュニティバスふれあいは、平成17年4月より運行を開始いたしました。平成17年度の延べ利用者は約10万2,000人弱となっています。1年間を経過した時点で、実績を踏まえて、一部の時刻、バス停及び便数等の変更を行いました。平成18年7月末現在、前年度比約15%の利用者増となっています。 コミュニティバス運行の趣旨は、これまでも御説明してまいりましたとおり、まずは現行の西鉄バス路線の維持と、そして既存バス路線が廃止された地域や、今まで公共交通のなかった地域に、それぞれの福祉バス路線を変更するなどして、町全体の公共交通体系の維持・確保を図ることです。 平山議員の御質問のコミュニティバスの波津路線への乗り入れについては、先ほど述べました趣旨より、現行の西鉄バス路線と競合することから、実施に至っておりません。そのため、西部地区からいこいの里へ行かれる方などには、西鉄バスからコミュニティーバスへ乗りかえする際に、往復の無料乗り継ぎ券をお渡しするサービスを行っておりますが、今後、乗り継ぎの際の利便性向上なども課題の一つに上げて、JRや西鉄バスのダイヤ改正とあわせて検証を継続したいと考えます。 次に、「(2)岡中下県道の街灯設置について」に対してお答えいたします。 町内の防犯灯については、御存知のとおり町と自治区において役割を区分し、設置及び管理を行っております。 平山議員の御質問の岡中下の吉木海老津線については、町が防犯灯を設置し管理する路線に該当いたします。御質問の場所については、海老津源十郎線との交差点に道路照明が1基、また岡垣中学校前に水銀灯が1基ありますが、その間に道路の役場側に防犯灯を2基設置しております。 当該路線は歩道が岡垣中学校に設置されており、中学生も多く通る箇所でもありますので、より一層の安全確保のために再度現地調査を行い、防犯灯設置及び管理規則に沿って対処したいと考えます。 次に「2.災害対策について(1)大雨災害危険箇所マップの作成について」に対してお答えいたします。 岡垣町では、住宅の防災対策や非常持ち出し品、地震・火災・津波発生時の対応、緊急連絡先の電話番号などが記載された「岡垣町防災マップ」を平成16年度に作成し、全世帯へ配布いたしました。このマップには、岡垣町地域防災計画で指定した非難場所が14か所図示されています。 また、福岡県のデータをもとにした土石流危険渓流が40か所、急傾斜地崩壊危険箇所が68か所、地すべり危険箇所が1か所図示されています。 この防災マップによって、住民に災害発生時に対応すべきことや、避難先、危険箇所に関する情報を提供しています。 お尋ねの大雨が降ったときの道路冠水箇所や、側溝から雨水があふれる場所などを調査しまして、次回の防災マップ改訂に機会に図示し、町民の皆様に注意を喚起したいと考えています。 次に、「3.住民税について(1)住民税等の大幅増税による住民への影響について」に対してお答えいたします。 平成18年度住民税は、主に定率減税の見直しと65歳以上の高齢者の諸税制改正により、当初課税の段階で約3,150万円の課税調定の増額となっています。中でも65歳以上の高齢者の税制改正につきましては、税の公平の観点から担税力に応じた負担を求めています。具体的には、公的年金等雑所得控除の見直しや老年者控除の廃止等により増税となっています。 本年度65歳以上の課税者2,747人の課税状況を見ますと、前年度に比べ税額が1.5倍以上上がった人は2,685人の97.7%で、新たに課税された方は1,110人の40.4%でした。 これらの住民税の税制改正は、全国一斉に実施されたものですが、どこの自治体でも内容についての問い合わせが殺到したということを聞いています。ちなみに、岡垣町では住民税の納付書を発送して5日間に332件の問い合わせがありました。 次に、「(2)軽減対策は考えているか」に対してお答えいたします。 今まで65歳以上の人で所得125万円以下の人は住民税非課税措置により非課税でしたが、平成18年度から税制改正で課税されます。この課税については激変緩和措置が新設され、平成18年度から2年間の軽減措置があります。また、すべての町民に対し、一定の所得以下の人は、住民税の所得割、均等割がかからない住民税非課税基準の制度があります。 なお、町税の減免規定はありますが、既に御存知のとおり、生活保護受給者や廃業、失業、天災など、所得が激減した人が対象で、今回のケースのように、税制改正により税額が上昇した場合には直接適用はいたしません。 次に、「(3)介護保険の要介護者の障害者控除のための認定書の発行について」に対してお答えいたします。 平成14年6月定例会の一般質問で、平山議員より同様の御質問があり、お答えをしたところでございますが、障害者控除のための認定書の発行については、平成14年度に郡内4町で認定書発行の基準などを協議し、同年度より認定書の発行をしております。 今後も、この取り組みを広報等により、住民の方に周知を図っていきたいと思います。 以上この場でお答えいたしまして、あとは自席で質問を受けながらお答えいたしますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(山田隆一君) 17番、平山弘君。 ◆議員(平山弘君) まず、コミュニティバスの件についてお尋ねしていきます。 御承知のように、西鉄バスが走っているわけですけども、便数が少ないわけですね。それで、乗りかえ券を発行しているということですけども、波津三吉の方からいこいの里に行こうと思えば、吉木の、何といいますか、梶木商店の前ですか、あそこの吉木のバス停でおりて、そして中央公民館まで歩いていかなければならない。で、若い人は車があるからいいんですけども、いこいの里に行きたいという方は、やはり年配者が多い。そうなると、吉木のバス停におりて、中央公民館なり松原口まで行かないとコミュニティバスに乗り継がれないということで、時間帯もあって、非常に便利が悪いというのが率直な意見です。 で、中央公民館のコミバスの停留所がありますけど、この前、運転手さんに聞きました、乗りかえがどのくらいあるのかと。1日に1回あるかなしだということですね。 ある三吉団地の方は、そういうことでなかなか便利が悪いんで、200円使って海老津の駅まで一たん行くと。そして、そこから100円でコミバスに乗っていこいの里に行くと、そういう状況なんですね。それからまた、波津の方に聞きますと、子どもたちが部活が終わって帰るのが、バスの時間帯がないということで、忙しい夕飯のときにまた迎えに行かなならんとか、そういう声があります。 で、そういうことで、例えば、波津方面に役場前と役場西ですね、バス停がありまして、双方から波津方面に行くわけですけども、17時、5時ですね、5時では、病院経由の波津行きが17時52分、それから18時では、病院行きが38分、それから病院経由の波津行きが55分、19時が38分、20時、8時ですね、病院行きで40分、それから病院経由波津行きで8時20分ということです。まあ、9時になりますと、始発の関係もあって、9時1分、それから22分、59分というバスがありますけども、そういうことで非常に便利が悪いということなんですね。 で、今、町長の答弁では、今のところそういう考えはないということです。西鉄バスと競合しているということも理由として挙げられておりますけども、そういうコミュニティバスを波津方面に走らせない、今のところ走れない、障害になっているのは、何と何ですか。この中では、岡垣町の公共交通機関の考え方によるもの、それから競合し得るということ、などが挙げられておりますけども、そういう問題が解決すれば走らせるという考えがあるのかどうか、答弁を求めます。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) 西鉄バスとの競合問題も含めまして協議をしております企画政策室長の方から説明をさします。 ○議長(山田隆一君) 石田企画政策室長
    企画政策室長(石田健治君) この件につきましては、西部地域のかかわることで、他の議員からも今後の是正を考えてもらいたいということで受けとめております。それで、現在は、西鉄と協議をしながら、その部分について協議をしているところです。 ○議長(山田隆一君) 17番、平山弘君。 ◆議員(平山弘君) これまでは、私の受け取り方として、西鉄、民間の営業路線だと、そこに岡垣町のコミバスが走ると営業が競合するということで、それが、法律上難しいというようなことで聞いておりました。そういうことだろうというふうに認識をしておりました。で、しかし、今の室長の答弁なども見てみますと、また、宗像市に私この前行って、話を聞かせていただきました。宗像市も相当広大な地域を抱えておるわけですけども、西鉄バスといわゆるふれあいバス──宗像のですね、ふれあいバスとが3路線か4路線、競合して走っていると。それも、市と西鉄バスとを、協議をして、そして走らせているということなんですね。それで、私は、私の認識自体も変えたわけですけども、そういうふうに自治体が、いろんな事情の中で、民間企業の路線バス、営業を行っているそういうところと競合しながらも、時間帯など調整されたんだと思います。で、そういう協議が整えば、競合した路線をコミバスも走れるということではないかというふうに思いますけども、答弁求めます。 ○議長(山田隆一君) 広渡助役。 ◎助役(広渡輝男君) 波津路線に対するコミュニティバスの運行ということについての御質問でありますが、これは、昨年の4月からコミュニティバスを走らせる前において、さまざまな検討、協議をやってきたわけですけども、基本的に、公共交通機関があって、そして、そこのところにコミュニティバスを走らせるということについては、まさに競合ということになりますし、そのことについては、このコミュニティバスの路線からは入れておりませんでした。で、それは先ほど申しましたように、西鉄バスそのものが「このドル箱の路線」ということで言っておりましたし、それが競合することによって、双方が成立しないということになって、撤退ということになれば、またそのために大きな経費が出てまいりますので、西鉄と協議の中においてコミュニティバスの路線と調整しながら取り組んできたというのがあります。 それで、今回、宗像が競合して走っているということもありますけども、この、競合することによって、そこから上がってくる路線の売り上げ、そのことが、実際、このバス路線の運行に大きな影響を及ぼしてくるわけでありますけども、現実に、今、岡垣町のコミュニティバスの運行については、この議会の中でも御説明したことがあるかと思いますけども、100円稼ぐために400円かかるというふうな、こういうふうな実態、その部分は公共のサービスとして行政が担ってきてるという状況の中で、今回、波津路線について、その方法についての協議そのものが、西鉄そのものも──では、経費的に成立しなくなるということ。それから、また町が新たにまたその費用を負担するという、こういう状況の中におきましては、町としてはこのコミュニティバスのこのことについて、すべて路線バス、公共交通機関の路線バスがなくなる、まして、そしてそれによって、代がえとして町が費用負担しなければならないということについては、今の現下の財政状況の中で非常に厳しいものでありますので、このことについては、この競合についての協議ということについては、この問題というよりも、西鉄の方も応じてくれないというふうに思います。 で、この波津の路線については、西鉄の方に、このコミュニティバスの検討するときにおきまして、やはり全体的なバランスが欠けるということから、西鉄の方に料金体系をコミュニティバスと同一的な取り扱いができないかということで、そういう協議は、今、並行してやっておりますけども、それにしても、その取り組みをすることによって1,000万を超える町の負担が出てくるというふうな状況になります。そういうことから、今回、この西鉄バス路線の発生について、競合について、コミュニティバスと一緒に検討ということについては、基本的には考えておりません。 ○議長(山田隆一君) 17番、平山弘君。 ◆議員(平山弘君) それで、町長にお尋ねいたしますけども、全体として、この前の一般質問でも私言いましたけども、岡垣の住民の方々が生活環境の中で、やはりそういう交通機関が、便利の悪さということをやはり指摘しとるわけですね。で、特に、そういう中でも、特にこの、いわゆる西部地域といいますか、中西部のところは利便性が悪いというふうに思います。その結果として、住民アンケートの中で、後期計画の中で示されておりますけども、住民の希望ですね、住民が望むことと、それがどうかなえられておるかという、その満足度ということで言えば、不満足だという部類に、希望は高いけども不満足という部類に入っております。で、これは、中西部だけにしますと、もっと不満足の度合いがこう、行くということになるんだというふうに思います。 いずれにいたしましても、そういう生活環境の中に置かれていると、非常に不便な中に置かれていると、今、車社会だと言われておりますけども、高齢者の中には、そういう運転免許もないという中で、まあ、いこいの里などに行って、おふろにも入りたいと、いろんな社会参加もしたいということですけども、なかなかそれはかなえなれないという声があるわけですね。で、そういうことについて、そういう実生活環境の中に置かれておると、岡垣も努力しておりますけども、そういう不便な地域環境の中に置かれとるということについて、町長の認識をお尋ねいたします。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) 西部方面の方々が吉木のバス停で乗りかえられ、そこで、中央公民館まで歩いてこられて、そして東部、いこいの里とか、サンリーアイを含めまして町の施設に行かれるということついて、距離、そして便数の問題と、いろいろございます。そういうことで、私どもとしても、今後とも、時間の調整も含めまして、今後、西鉄バスといろいろと協議はしていきたいと、そのように思っております。 ○議長(山田隆一君) 17番、平山弘君。 ◆議員(平山弘君) ちょっと、通告しておりませんでしたけども、教育長に、岡中の部活ですね、まあ、いろいろ一律じゃないと思いますけども、大体何時ぐらいまで部活がされとりますか。まあ、わからなければいいんですけども、わかれば、答弁お願いします。 ○議長(山田隆一君) 十時教育長。 ◎教育長(十時榮一君) 具体的に調査はいたしておりませんが、夏場と冬場で大体下校時刻を決めて、指導しているということは聞いております。夏場の場合は、たしか6時半ぐらいをめどにしているんじゃないかと思いますが、それ以後、部によっては残したり、残ったりした状況があって、その場合は、顧問が、ペアで帰らせるとか、家に連絡するとか、そういうようなことで対応をさしているというようなことを聞いております。 ○議長(山田隆一君) 17番、平山弘君。 ◆議員(平山弘君) いずれにしろ、町長、そういう状況の中にあって、大変不便さを感じられておりますので、これからの取り組みの中で、町長が最初答弁されたものもあわせて、検討していっていただきたいというふうに思います。 それで、もうちょっとコミバスについて簡単な、簡単なちいうか、質問させていただきます。 西鉄バスが走りよるところのバス停の標識は、一番上にこう丸いのがあって、その下に時刻表があるわけですけども、バス停の名前がはっきりしとるわけですね。ところが、コミバスは、コミバスはバス停の名前が書いてないんです。で、その下にコース表と時刻表がありますけども、一体私はどこのバス停におるんだろうかと、私はだれ、ここはどこみたいなことにも、ちょっと思います。それで、バス停の標識を、例えば高陽でいえば高陽西とか何とか、はっきり、西鉄バスで表示しとるようなはっきり大きな字で、また、時刻表なども大きくしてほしいと、小さくて見えんという声があります。で、そういうものについて、これは至急改善できることだと思いますので、改善していただきたいと思います。答弁お願いします。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) 私もバスに乗っておる、現在はちょっと乗っておりませんけども、乗った経験ございます。確かに、バス停の表示、それについてちょっと私も未確認でございますけども、今言われました、平山議員言われました、御指摘の事項につきましては改善すべき課題だというふうに上げて、今後、検討をいたしたいと思っております。 ○議長(山田隆一君) 17番、平山弘君。 ◆議員(平山弘君) じゃあ、次に行きます。岡中下の道路ですけども、御承知のように、変則を、歩道と車道が段差があって、そして、ほんと──この前、私も夜行ってみましたけども、薄暗くて、これではちょっと、やっぱりつまずいたりするんだろうなというふうに思いました。そして、街灯が歩道と反対側に、車道の方についとるもんですから、また最初の質問もいたしましたように、岡中のグラウンドの方に行く、あの辺ほんと真っ暗です。で、まあ、犯罪が起きなければいいがという声も、そのとおりだなというふうに思いました。それで、答弁にもありましたように、現地もしっかり調査されて、適切な処置をしていただきたいというふうに思います。 それで、次に行きます。災害対策ですけども、今度、議会の中で、ことしの6月から7月にかけての大雨によるデータが当局から提示されております。で、梅雨前線による豪雨で、6月22日から26日までの間で言うと、1日に222ミリ、それから時間で言うと、最大1時間当たり37ミリですね。それから、7月4日からの雨では、24時間で100ミリ、1時間当たり40ミリ、それから7月19日、20日にかけての豪雨では、1日104ミリ、約4.5ミリ、最大1時間当たり22ミリということで、大きな豪雨になっております。 で、農林水産施設、公共土木施設にも、いわゆる本災、災害補助ももらって工事をする、そういう災害もあります。で、また、これには出てきておりませんけども、岡垣町はいろんな地形によって道路が冠水するということもありますし、また宅地造成されたところも保水力がないものですから、雨が一点に集中するわけですね。そうすると、排水溝が小さいということであふれる。道路にあふれて自然排水するということだけでなく、ところによっては、それが近くにたまって、そして、床下浸水の危険もあるということも言われております。 それで、答弁にもありましたように、そういう雨水による、雨による、大雨による災害箇所の情報を集めて、マップ化していただきたいと。これが、町長先ほど言われた防災マップですね。これは、土木事務所が危険箇所などもしております。それにも加味されて、この中には直接それがありませんけども、岡垣町の土木事務所が出した中では、そういう危険箇所も出されております。 で、こういうので、大雨によるそういう災害が予想されるところのマップもつくって、住民に、そういう警戒を呼びかけるととともに、計画的に、順次、そういうことが起きないように事業を進めていっていただきたいというふうに思いますけども、町長、答弁求めます。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) 岡垣町だけじゃなく、近年の雨の状況が非常に亜熱帯地方と申しますか、集中的に降るというような例が世界的にこそ、また日本各地でもそういう状況が起こっております。そういうことで、私どもといたしましても、防災マップ等で住民の方々に注意を呼びかけるとともに、認識をしていただき、その体制等につきましても、十分、今後とも行政一丸となりましてやっていかねばならないし、今回も、6月の大雨で崩れた、山崩れをした箇所もございます。そういうことも含めまして、私どもも日々そういう問題については、しっかりここを、マップを作成をして、今後ともそういうことについてはぜひ適用をしていきたいと、そのように思っています。 ○議長(山田隆一君) 17番、平山弘君。 ◆議員(平山弘君) それで、この件について、ちょっと最後に、通告書の中に書いておりませんでしたけども、先ほどの曽宮議員の電話のことに触発されて、この中には、緊急連絡先として役場と消防署、警察署などが書かれております。やっぱり、夜、それから夜間、休日などに、そういうときにどこに連絡をしたらいいんだろうかというのは、私自身も思います。災害が起きたと、起こりそうだと、そういうときに、いち早く連絡したい、こういう、やはり、どこにそういうときに救助を求めたらいいのか、警戒を求めたらいいのか、ということもあわせてわかるようにしていただきたいというふうに思います。 次に行きます。それで、いずれにしろ、住民税が増税されて大きな問題になっているわけですね。岡垣でも、今の町長の答弁によりますと、納付書を発行してから332件問い合わせがあったということで、まあ、北九州の方など聞きますと、4万件、飯塚市では3,000件とか、人口規模が違うわけですけども、そういう状況であります。 それで、非常に増税がなっている、それだけ住民の人たちが増税感、重税感にさいなまれているわけですね。ほんとにびっくりされております。で、そういうのの中で、どうそれに対処していくのかということで苦労されております。町長の答弁では、これは、リストラとか何とかということじゃない、税制の改正によるものだから対応ができないというようなことがありました。 しかし、そういう中でも、いろんな制度があるんじゃないかというふうに私は思います。その一つとして、要介護認定者に対する障害者控除、これを適用して軽減策をとっていくということですね。納税の義務があります。税法上、納税の義務があります。そして、税法上、控除という権利があります。だから、義務もある、だから、税制改正されれば、それに応じて納めないかん。しかし、控除という税制上の権利もあるわけですから、そういうのも大いにやはり知らせて、住民の方がそういう漏れがないようなことをしていくべきじゃないかと。 それで、実際に、要介護認定者の中で、障害者に該当するというところは、町長が認定書を発行すれば、障害者控除の対象になるわけですね。それで、それを14年からしているという答弁でした。どのくらいの人がその制度を利用していますか。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) 14年度以降の認定者の状況につきましては、税務課長の方から答弁をさします。 ○議長(山田隆一君) 井上税務課長。 ◎税務課長(井上英治君) 詳細にわたりましては、各納税者が確定申告をされるということでございますので、14年度以降の認定状況につきましては、14年度に2名、平成15年度に1名、平成16年度に3名、平成17年度に2名の方が、それぞれ認定書を発行され、実施されております。 ○議長(山田隆一君) 17番、平山弘君。 ◆議員(平山弘君) 介護認定を、要介護認定を受けている人が障害者控除の対象になると──すべてじゃありませんね──それは、国税庁もそのことをはっきり言っております。それから厚生省も、もうこれは、私も、随分前から厚生省はそういう通達を出して、高齢者の方ですね、障害者に準じるという状況の中で、町長がそういう証明を出せば、障害者控除の対象になるということを出しとるわけですね。 それで、町長、岡垣町で要介護者はどのくらいおられますか。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) 町内における要介護者の数につきましては、健康福祉課長の方から説明をさします。 ○議長(山田隆一君) 松丸健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(松丸和美君) 手元に詳細な資料を持ってきておりませんけれども、申しわけございません。 ○議長(山田隆一君) 17番、平山弘君。 ◆議員(平山弘君) これは遠賀支部から、ちょっと行って調べたんですけども、17年の8月1日現在で、岡垣町で要介護1、477、要介護2、106、要介護3、110.要介護4、117、要介護5、86、約、これだけで1,000近い要介護者がおります。要支援まで入れて1,300ということですね。 それからすると、今まだ制度を、制度を知って、それを権利として活用している人は非常に少ない。今言われた、大体2名、3名、いうことですね。で、これはもっと周知をして、やはり税法上税金を取るならば、税法上の控除についても住民に周知をして、やはりその人たちのやっぱり重税感を少しでも和らげていくということが求められるわけです。 で、介護認定を受けた中で、障害者控除の対象になるという認定書を何人か受けとるわけですけども、どういう仕組みで、どういう中で認定書を発行しているのか、答弁を求めます。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) 認定の対象はどのように決定するかということにつきましては、健康福祉課長の方から説明さします。 ○議長(山田隆一君) 松丸健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(松丸和美君) まず、要介護の認定につきましては、障害者控除対象者認定申請書というのがございます。この申請書を出していただきまして、それと同時に医者の診断書を提出していただき、それに基づきまして認定を行っているところでございます。 ○議長(山田隆一君) 17番、平山弘君。 ◆議員(平山弘君) 先ほど言いました厚生省の社会局長通知、これはほんとびっくりする──昭和45年に出されとんですね。で、障害者の範囲の中に、障害者、身体障害者に準ずるものとして市町村長が認定をすれば、それが控除の対象になると。で、障害者の範囲についても、65歳以上の人、そして特別障害ということもあります。6か月程度以上、これは臥床しちいうんですかね、床に臥すということを何ちいうんですかね──食事、排便等の日常生活に支障のある、いわゆる寝たきり老人は、従来から特別障害者ということですね。で、特別障害者ちなると、控除の金額もまた大きいわけです。そういう仕組みになっております。 それから、国税庁のホームページ、これは2002年のときのホームページですけども、その中でも、精神または身体に障害のある、年齢が満65歳以上の人で、その障害の程度が障害者に準ずるものとして町村長の認定を受けている人は障害者の対象になるということなんです。 それで、今、医師の証明をつけてこいと──つけてこいちいう言い方はしとらんと思いますけども、医師の証明書──しかし、介護保険の審査があります、要介護の。その中にはいろんな人が携わって、医師も携わって、障害の程度についての判定もあるわけですね。障害についての判定もあるわけです。で、そういうものに基づいて、やはりしていくと。申請をしたら、あなた医師の証明をもらってきなさいじゃなくて、そういう要介護認定をされるときの判定の中に基準があるわけですから、そういうのも活用してもらうということが必要じゃないかというふうに思うわけですね。 それで、担当課に聞きますと、岡垣町も、当時、町報でお知らせをしたということですけども、これは、最近、新宮町の広報の中で、御利用くださいと、この制度をということで、問い合わせを窓口にしていただきたいということが、やはり広報の中で出されております。それで、やはりそういうのをやっていただきたいというふうに思います。 それで、私もこう、びっくりしたんですけども、これは仙台市の方ですね、仙台市の方、要介護1で障害者控除が認められたということですね。それで、この方は、赤旗新聞をとって、そういう制度があると聞いて、勇気を出して税務署に行ったちわけですよね。そしたら、税務署の職員が、応対が以外に親切やったと。赤旗新聞読んどりますと、親切やったと。それで、そこでいろいろ話を聞いて、あなたの場合障害者控除に該当すると思いますと、担当のところに行って認定書を出してもらってくださいということですね。で、奥さんが要介護3、だから奥さんの分も出してもらう、ということなどあります。 私も、きのう、インターネットで国税庁の障害者控除のところを初めて開いてみました。で、その中にも──要介護者全部じゃありませんよ、障害者に準ずる、準ずるというところで障害者控除の対象だと。それは、やはり、先ほどから何遍も言いますけども、要介護認定をするときに、そういういろんな調査をされて、で、医師などによって判断がされとるわけですね。その中に、障害者についての判定の基準もあると言うんですね。私は見てませんからわかりませんけども、あるということです。 だから、そういうのをやはり周知すると。私は、1,000人ぐらい要介護者がおって、その中でたった1人とか2人とか3人とかぐらいじゃ、これはほんとに制度を知って──知らされてない。確かに申告制度ですよ、申告制度ですけども、これは税制上の義務とあわせた権利ですから、権利ですから。これは、何か特別なことでしてもらいよるわけじゃない。町長が先ほど言いましたけども、これは合法的な、法律上の控除ですから、やっぱりそれを周知して、こういう状況の中で、そういう制度によって軽減策がされる人があるならば、そういうのも活用してもらうというのも行政のひとつの仕事じゃないかというふうに思うわけですけども、よく調査されて、そういう対象の方々がやはり活用できるように、広報の中で明記してやっていっていただきたいというふうに思います。町長、どうですか。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) 制度の発足の時点には、町報等で町民の方々に周知を図ったと思いますけども、私ども、今後、町民の方に対しましても、広報等でこの制度についての周知については図っていきたいと、そのように思っております。広報等での周知を図っていきたいと思っております。 ○議長(山田隆一君) 17番、平山弘君。 ◆議員(平山弘君) ぜひやっていただきたいと思います。で、そういうふうに税法上の義務が課せられ、そして一方じゃあ権利もあるわけですけども、確定申告の中にもいろいろな控除の欄がこう、ありますよね。しかし、そういうのをなかなか利用され……、よく仕組みがわからないという人たちがやっぱりおって、されてない。 だから、医療費の控除、それから介護保険の利用者の利用負担、これの一定部分も軽減の、控除の対象になるというわけですね。だから、そういう仕組みを、まあ、私自身もまだ勉強不足のところがありますけども、多くの町民の方々は、まだ知らないという方もおられると思います。だから、どういう控除があるのか、14年のときの3月、6月議会のときには、まだ花田課長が介護保険の方の担当であったし、税務課長も神屋課長のときだって、なかなかあのときもすったもんだしたんですよ、はっきりしないと。いうことでやってきたわけですけども、介護保険の広域連合の冊子の中にも、こういう場合は障害者控除の対象になりますよというようなことも明記されとるわけです。だから、そういうのも含めて周知をしていっていただきたい、いうふうに思います。 それで、こういうふうに障害者控除の対象になりますと、配偶者控除だとか、その高齢者を扶養している一般の住民の方に対しても扶養控除というのもあります。で、これは、先ほども言うように、赤旗が──私が勝手に言いよるわけじゃない、私もインターネットして便利がいいなと思うたわけですけども、ホームページ開いて、そういうのが国税庁のホームページの中で、どういう、そういう控除の、ありますよというのもわかりますので、そういうのもぜひ検討していただいて、出していただきたいというふうに、再度、町長、答弁求めます。 ○議長(山田隆一君) 樋髙町長。 ◎町長(樋髙龍治君) 税法上認められました制度等につきましては、確定申告とかそういう状況の中で、相談所とか、そうことの中でも相談されることも必要かと思いますけども、町報等の中で、町民の方々に、制度について明確になっておりますことについては、町報等でも周知徹底を図るということも大きな行政の役目でございますので、そのようにしていきたいと、そのように思っております。 ○議長(山田隆一君) 17番、平山弘君。 ◆議員(平山弘君) 以上で一般質問を終わります。 ○議長(山田隆一君) 以上で、17番、平山弘君の一般質問を終わりました。────────────・────・──────────── ○議長(山田隆一君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 本日はこれにて散会します。起立。礼。午後4時50分散会──────────────────────────────...